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新しいライフスタイル

ツイッターやインスタグラムで具合が良くないことを体温計の写真付きで載せる類いの人がどうしても無理!だったけれど、最近は考え方を変えて、体調不良を周りの人に悟らせないよう必死に動いてかえって迷惑を掛けるより、「調子悪いのでお手柔らかに」ぐらいのことは伝えた方が良いのだと信じることにした。

というのも実際、去年の9月に突然視界が眩しくなってサングラス生活を余儀なくされた(高校の授業も不審者みたいな格好で受けたし、お風呂もトイレも真っ暗で入っていた)のも、今のわたしの体調が優れないのも精神的なところに原因があるらしく、嫌なことは誰にも相談しない、SNSでも吐き出さないというスタイルを何かの意地で貫いてきたせいだと実感していて、考え方を変えなくちゃいけなかったという感じ。道で倒れかけたり電車の中でふら〜っとして周りの人に助けてもらったりしたのを思い出すと、自分がそんなになるまで追い詰めてきたんだなと今になって漸く気が付く。

それから、今までは手帳に空白があるのが恐ろしく勿体無いような気がして、物理的に両立できない量の習い事や趣味や勉強をこなしてきたけれど、最近は気の向くままに読書やお料理をして、試験前にほんのすこーしだけ勉強をするような生活に変えてみた。これまでずっと、生産性のある多忙な人生にこそ価値があると思ってきたけれど、ゆる〜く生きればそのぶん一日は長く感じるし、それはそれで"新しいお得感"みたいなものがある。このまま一生ぬるま湯に浸かったような生活を送ってもそこそこ楽しいのではないかとすら感じ始めている。

でも、それは最終手段であって、わたしの性格からして結局は妥協できないんだろうなと思う。いろんなことと上手く付き合っていく方法を、探さなきゃ。

#初投稿 #エッセイ #生活 #高校生


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