調香師になるまで

調香師になるまでにどんなことを勉強するか今回は解説していきます。

➀コモディティ(汎用的香料)の香りを全て覚える&嗅ぎ分けを出来るようになる。

すごい数になりますがこの地道な努力が後々処方を作成するときやヒラメキなどのセンスに関係してきます。

(例)Rose P、α-Hexyl cinnamic aldehyde、Hexanolなど

➁基本的な香料の香りを覚えると同時に有機化学を勉強する。

香料は化学物質なので有機化学を勉強していなかった方は是非この機会に勉強してみてください。

アルカンC1からC12のアルコール&アルデヒド&アシッドを抑えれば芳香族の勉強も楽に出来るようになります。

➂名香と言われる処方を1から作ってみる。

この勉強はイミテーションと呼ばれるもので各香料の使い方を習得します。一般的な希釈率を把握したり製品によって香料の使い分けなどを習得します。

➃実際にクリエイションをしてみる。

実際に処方を作成して調香してみる時に、製品用途やどんな香りにするかを予め決めておいてください。製品によって処方作成の仕方は全く異なります。ミュゲを調香するとしてもシャンプーと芳香剤ではガラリと変わります。

ではまた。



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