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『正しく知ること』の大切さ

防災士と夏休みの宿題

先週、防災士養成研修講座へ参加。
久しぶりに宿題とテストのプレッシャーに追われる感覚を味わってきた。
でも、家事をしないと、とか、仕事が、とか、後回しにしてて、
やばいぞ!ってお尻に火が付いてから、バタバタ~っと頑張った、
お決まりのパターン。
小学校の夏休みの宿題を思い出した。

経験はつながる

大学で土木を学んでいたので、「あぁ~、これ勉強したわ」ってところがところどころあった。若いころに入れた知識って結構覚えてるもの。
過去の台風や地震の災害の状況から、どんなふうに災害への対策が変わってきたかも見ていくのだけど、ニュースで見ていたこと、実際体験した台風とかを結構覚えていて。
勉強するつもりで見ていたわけではない、日常的に見たり聞いたりしたことって、けっこう頭の片隅に入っている。
子どもも一緒で、
夏の空が急に暗くなって雨が降り出してずぶ濡れになったとか、冬の霜柱をじゃりじゃり踏んだとか、日常に見たり聞いたり、そんな体験したことが、
学校での学び繋がっている。
それを、私はお母さん塾で学んだ。

知るということ

今回、防災について改めて学ぶ時間を取って、研修講座に参加して思ったのは、「知ること」の大切さ。
講座で、講師の先生がおっしゃっていたのが、
災害を「正しく恐れ、適切に対応する」
災害について知らないまま、なんとなく恐い恐いと恐れるのではなく、
災害について正しい知識を得て、その上で、災害の恐さを理解し、
災害について適切に対応していきましょうとおっしゃっていた。

これって、子育てと一緒だなと思った。
子どものこと(子どもの成長、発達)についてしらないまま、
起こったこと(かんしゃくとか、行き渋り、不登校とか)に対して、どうしようと悩んだり、怒ったりするのではなく、
子どもの成長発達などの正しい知識を得て、理解したうえで、
子どもに向き合っていく。

探し求めたツチノコ

でも、一つ気をつけたいのは、
知ったからと言って、失敗なく、完璧に子育てできるわけじゃない。
完璧なお母さんになれるわけでもない。
いや、昔は怒らない、怒鳴らない、完璧なお母さんというツチノコを探し求めていたのだけれど。
お母さん塾で、子どもの発達や子育てについて学ぶ上で
そもそも、その完璧なお母さんって「幻なのよ」ってことを、
「知る」ことができたのは、私の中でとても大きかった。
そんなもん、ぽーいと遠くにほおって、いいんだって。

しあわせな日常に

私も子どもたちも、
プログラミングされたコンピュータじゃない、
生きてる人間だもの、
怒ることもあるし、泣くこともある。
やったことが失敗だったこともある。
でも、それさえも、積み重ねて、
子どものことを知って、自分のことを知って、
積み重ねていくことが、しあわせだなぁって、
感じられる未来を作っていくんだろうと
私は思う。

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