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日々の事19

映画のこと

1917~命をかけた伝令~』を観た。以下寸評。

劇場で観ようと思っていたもののタイミングが合わずに今日に至る。
監督はサム・メンデス。近年では『007』の監督として有名。
本作は長回し1カットで撮影されたことや、2020年アカデミー賞にノミネートされたことで話題になった。ストーリーは、1917年の第一次世界大戦下でドイツとイギリスが戦闘を繰り広げている中、ある兵士が将軍からの停戦命令を伝えるために戦線を走り抜けるというもの。
台詞はそこまで多くなく、基本的にはただひたすら目的地まで駆ける。ここに面白さを見いだせないとつまらない映画という風に思ってしまうかも。自分はAmazonプライムで視聴したが、実際にレビューには「退屈」だとか「ストーリーが無い」とかいう意見がわりとあった。
戦争もので言うと『プライベート・ライアン』がよく引き合いに出されるが、ああいった群像劇と比べるといけない。本作はどこまでも非情でかつ淡々としている。考えてみれば当たり前だが、戦場という非日常の中で、一歩間違えれば即座に死ぬ状況に何らかのドラマを期待するのは、フィクションに浸りすぎた平和な日常を過ごす我々の悪癖だろう。危険と隣り合わせの現実で、脚色に満ち溢れた「ストーリー」が展開することを願う方が本来ならばおかしいと自分は思う。むしろ、戦場の空気自体を描こうとしていることをよく見つめるべきなのだ。本作でも序盤で前線に身を出して敵地に向かう場面での緊張感は画面越しにひしひしと伝わってくる。
戦争映画は賛否両論あるものだが、個人的には好きな映画だ。

今日のこと

スキマ時間に何かしようって思いながら漫画読んでる。でも漫画読んでるならいいのかもしれない。

村田蓮爾のエコバックが付録でつくから超久しぶりに紙版の快楽天を買った。電子書籍が普及してから紙は買ってなかったが、こういうとき付録目当てで買っちゃうんだよね。紙の本を売るために付録をつける雑誌もあるらしいけど、そうなると紙の本の意義とは……。

特に何も無くても更新はしていくつもりなんだけど、マジで書くようなことが無い時にどうしようかと。毎日それなりのネタを用意してブログ更新してる人はその点すごいと思う。ただそういう人は日々誰かと交流してたり、特殊な仕事してたり、芸能関係だったりするから、そもそも自分とは住んでる世界が違うんだけども。

今日はここまで。

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