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3つの「ロゼの日」

こんばんは。

普段は殺伐とした日常を送っていますが、6月の第2土曜日は「ロゼの日(National Rosé Day)」という記事を見かけ、一気にテンションが上がりました。

この「ロゼの日」にはどんなイベントがあるのだろう。そんな関心から記念日の背景を調べてみたら、実は世の中にはロゼにまつわる記念日が3日もあることがわかりましたので、ご紹介します。

1.6月第2土曜日  ナショナル・ロゼ・デー

最初にやってくるのが、6月第2週の土曜日です。もうすぐですね。

この日を創設したのは北欧から進出した南仏のロゼメーカーのBodvár House of Rosésのオーナーで、2014年に公式にロゼの日となりました。「公式」がどういう意味かを調べ切れていませんが、エノテカをはじめとする日本の主要なワインメディアでは、この日をロゼの日として取り上げています。

ワイン愛好家もそうでない人も、この日に愛する人とグラスを交わしてロゼを楽しんでほしいという創設者の思いが込められています。
今週末にロゼを楽しんだら、 #roselovers というハッシュタグで喜びを共有してみてはいかがでしょうか(受け売り)。

2.6月第4金曜日 インターナショナル・ロゼ・デー

南仏のワイナリー、Château Roubine やChâteau Sainte-Béatriceのオーナーで南仏のロゼワインの代表的な作り手の1人であるValérie Rousselle氏が2018年に創設したもの。
プロヴァンス地方、特にヴァール県のワイナリーではこの日を「ロゼの日」としているところが多いようで、サントロペではコロナ禍前まで市をあげてロゼを楽しむイベントを開催しているようです。

3.8月14日 インターナショナル・ロゼ・デー

Wingeeks(「ワイン・マニア」の意味)という数人のソムリエによって運営されているワインブログで2005年8月に掲載された記事「August 14th -- International Rosé Day !」の提案をきっかけで生まれたもの。

アメリカのグリーティングカードメーカーのHallmarkが10月第3週土曜日をSweetest dayに制定したことを受け、「俺たちも自分たちの記念日をもうけようぜ」のノリで記念日が生まれた模様。
8月14日はちょうど2月14日のバレンタイン・デーから6か月の節目の日ということで選ばれたようです。



以上、今週末あたりのお酒の席で使えるかもしれないネタのご紹介でした。これからロゼの季節を迎えることに変わりはありません。
これからどんよりとした天気にじめじめした日々が続く中、淡いピンク色のキリッと冷えたロゼは、夏を先取りしたような気分にさせてくれるでしょう。

皆さんはどの日がよいですか。このようなイベントものはあくまでお楽しみで生まれたものだと思いますのが、私は個人的には2、というよりもワイン業界で活躍されている、紙面から香水の香りがしてきそうな(おい)華やかなマダムのヴァレリーさんに1票。

ヴァレリーさん(上記記事より)

過去のロゼ記事

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