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何か一つを続ける事。

人生初のバースデーライブ。
まさかのコロナでリスケしてからの再度開催されました。
まずはお祝いのプレゼントやコメント、配信ライブをご覧頂いた全ての皆様本当にありがとうございます。

普通にめっちゃ嬉しかったです!

10年近くやってきて初めてのバースデーライブでしたが、こんな感じなんですね!!(恐らく違う)
どこまでが仕込みでどこまでがガチなのかがわからないぐらいハチャメチャな内容でしたが、ハラハラするようなモノこそがライブであると思っているので正しくそれを体現したかのような1日で個人的にも満足でした。

10年やってきた事って他にある?

アフタートーク中にメンバーからこんな質問をされました。
うーん確かに10年もやってこれたものって他に無いような気がするな。

自分自身飽き性なところがあるのはよくわかっていて、その理由も自分で理解している。
最初から完成されたモノを求めている自分は中途半端なモノしか作れなかった時や、自分より優れた人間が側にいると急に飽きっぽくなってしまうのだ。

恐らくは自分自身の根底にある認められたいといった気持ちが他者に対するコンプレックスを強く産んでしまい、関心が薄れていってしまうのかも知れない。

じゃあバンドはどうなのか?

不思議なモノでバンドでは明らかに自分より強い存在に出会えても、自分のアイデンティティとは違うところにあると言う解釈で自分の弱さを認めないのだ。
平たく言ってしまえばプライドが高くて意地っ張り。
でもきっとそれで良かったと思ってます。

あいつの方が売れてる、でも俺の方が歌上手い。
あいつの方が人気ある、でも俺の方がかっこいい。

そんな風な言い訳を自分の中で作って認めないようにしてきました。
普通はダメな考え方かも知れない。けれど僕の場合はその傍で自分の牙だけは常に研ぎ澄ませてきた。

敗北を認めないからこそ勝ち続ける自分で在る必要があった。

何かに負けそうな時は逃げ出しても良いと思う。
その後に襲ってくる自分への嫌気が最強の原動力になる。

人間から吸血鬼へ

何者でもなかった自分を何かに変えてくれるのはいつも支えてくれるファンの皆様です。

ライブが終わった翌日は全身筋肉痛でベッドでうだうだしてるし、ライブが無い日は普通に心斎橋あたりをうろうろしてるし。
他の誰かの前ではどこにでもいるおじさんがあなたの前だけではスペシャルな存在になれます。

あなたが僕を特別なものにしてくれるのと同じように僕はあなたを特別に思っています。

10年間で得た物が何かと言われたから確実に支えてくれる皆さんです。

僕だけの、僕にとっての大切なものです。
だから誰かと比較されたくないし、誰とも比較のしようがない。

売れたいけど売れたくない

料理もお酒も美味しい居酒屋さん。
凄く良いお店だけど誰にも知られたくない。
けどお客さんが入ってないと心配になる。
でもやっぱり自分だけが知ってたいお店。

revenge my LOSTってそういうバンドですね。
うふふ。

ザビをサポートすることでザビがだらだらする日が増えます。ザビは一生だらだらしたいと思っているタイプの人なのでめっちゃサポートされたら日本を脱出して南国で暮らし出すかも知れません。