社会保険労務士・行政書士しんたに事務所

社会保険労務士の目線で、入院や治療しながら働き続けられる環境作りを発信しています。

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最近の記事

ガンによる障害年金の申請について

ガン切除による手術や投薬の副作用で労働が制限され、症状が固定された段階で障害認定基準を満たしている場合に障害年金を申請する事ができます。 また、障害者手帳を取る事で就労出来る企業を探しやすくなる等のメリットがあります。 ガンによる障害年金の申請は以下の手順で行います。 1. 準備 以下の書類を用意します。 障害年金請求書 初診証明書 診断書 傷病手当金受給証明書(傷病手当金受給の場合) 国民年金・厚生年金保険料納付証明書 年金事務所に予約をして申請を行います

    • ガン治療と仕事の心構え

      ガン治療をする上での生活上、仕事上でのアドバイス 生活上のアドバイス 治療の副作用に備える: 治療の副作用は人によって異なりますが、倦怠感、吐き気、脱毛など様々な症状が現れる可能性があります。事前に副作用について情報収集しておき、症状が出た場合に備えておくと良いでしょう。 栄養バランスの良い食事を摂る: 治療中は、体力が落ちやすくなります。栄養バランスの良い食事を摂ることで、体力を維持し、治療を乗り越えることができます。 適度な運動をする: 運動は、体力を維持し、免疫

      • 40代男性会社員が病気による退職をキッカケにライフプラン見直す時に。

        事例に応じたファイナンシャルプランニングサービスとして金銭面にアプローチしてみました。 1. 病状と治療計画を確認 病名、治療内容、治療期間、予後、障害等級等、詳細な情報収集を行います。主治医と連携し、治療計画や今後の見通しを把握し、治療による収入減少や休業期間中の生活費等、経済的な影響を分析する。 2. 社会保険・公的支援制度の活用 傷病手当金、障害年金、雇用保険等、自分が利用出来る制度を調査し、各制度の受給条件、手続き、受給額等を確認。専門家(社会保険労務士等)に

        • 病気治療と仕事の両立支援する社会保険労務士とは

          私の私見も交えておりますが、治療と仕事の両立支援に特化した社会保険労務士とは具体的にはこのような支援をしています。 両立支援制度情報の提供。 就業規則の確認(休職や復職の社内規程整備) 休職・復職手続きサポート(治療内容に合わせた就業プランニング) 企業との交渉(人事部署と伴走支援) メンタルヘルスサポート(投薬の影響や就労環境の変化に合わせて) 等、幅広い支援が必要となる分野です。 治療と仕事の両立は、患者さんにとって大きな課題です。 社会保険労務士として、患者

        ガンによる障害年金の申請について

          ガン治療中(など)従業員の雇用を継続する為の手続き

          職場で従業員が治療の為の通院や入院が出来るような休職制度を導入するには? 1. 制度の目的と内容を明確に 導入する休職制度の目的を明確にする(例:従業員の治療と仕事の両立支援、人材確保、企業イメージの向上等) 休職対象となる疾病や怪我の種類、休職期間、休職中の給与や福利厚生等の内容を具体的に定める。 2. 労使間の協議を行う 労働組合や労働者代表と協議を行い、制度内容について合意を得る→就業規則規則や休職規定などにアウトプット。 必要に応じて、外部の専門家にアクセ

          ガン治療中(など)従業員の雇用を継続する為の手続き

          通院・治療中の教育訓練制度

          社会保険労務士の新谷です。 人材採用・募集だけでなく、継続的に働き続ける為の企業側アプローチとして賃金など定量的な側面以外にも、働く事で「自己実現」や「成長」を実感が出来る定性的な側面も必要だと感じています。 確かに「一生、LEVEL一桁の島から出られないRPG」だとキツいですね。 で、人材育成に使えそうな助成金制度をディグったNAVIを作っているのですが、様々なシーン(ここでは通院や治療中)の被保険者も利用する事ができる教育訓練制度は大きく分けて2つあります。 1. 厚生労

          癌治療を続ける従業員の為の就業環境

          癌治療を続ける従業員の就業環境を整えるためには、以下の点に注意するとよいでしょう。 本人の意思を尊重する 治療と仕事の両立は、本人の意思が最も重要です。本人の希望や意向を尊重し、無理のない範囲で両立を支援するようにしましょう。 治療の状況に応じた支援を行う 治療の状況は、人によって異なります。治療の期間や通院の頻度、治療に必要な休暇の量など、本人の状況に応じた支援を行うようにしましょう。 周囲の理解と協力を得る 治療と仕事の両立は、本人だけでなく、周囲の理解と協力

          癌治療を続ける従業員の為の就業環境

          癌治療を続けながら働き続けるためには。

          治療の計画を立てましょう まず、主治医と相談して、治療の期間や通院の頻度、治療に必要な休暇の量などを把握しておきましょう。治療の計画を立てることで、治療と仕事の両立がしやすくなります。 事業主に相談しましょう 治療と仕事の両立のためには、事業主の理解と協力が不可欠です。治療の計画や必要となる支援内容を事業主に伝え、相談しましょう。事業主が治療と仕事の両立支援制度を導入している場合は、その制度を活用しましょう。 支援制度を活用しましょう 国や地方自治体では、治療と仕事

          癌治療を続けながら働き続けるためには。

          健康保険と治療を両立する生活に役立つコラム

          こんにちは。 京都で社会保険労務士をしている新谷です。 癌治療に関してのこれからを仕事やお金の分野で書いています。 健康保険は、病気やケガをしたときに必要な医療費の一部を負担してくれる制度です。また、治療と仕事を両立するために必要な休業給付や傷病手当金などの制度もあります。 治療と仕事を両立するためには、まず健康保険制度について知っておくことが大切です。健康保険の加入条件や、保険証の使い方、保険給付の種類や受給条件などを理解しておきましょう。 また、治療と仕事の両立支援

          健康保険と治療を両立する生活に役立つコラム