金利だけを見ていると失敗する
あなたは定期預金をしようと思った時に
まずは何を確認しますか?
おそらく「金利」と
答えられる方がほとんど
ではないでしょうか。
都市銀行や地方銀行の
定期預金の金利はほとんど差はありませんが、
ネット銀行なんかは他の銀行に比べて
高めに設定しています。
都市銀行、地方銀行の倍ぐらい
高い金利になっています。
「倍って言っても金利自体が低いし、
そんな変わらないでしょ?」
って思いました?
その通りです。
ただし、たまに預貯金の金利キャンペーンを
やっている銀行があります。
すると、それにつられて
そのキャンペーン中の銀行に
定期預金しちゃうって方もいます。
キャンペーン金利は10倍ぐらい
高い金利になっていたりしますが、
この利率が適用されるのは
1ヶ月間とか3ヶ月間のみ
ってことが多いです。
利率は1年間お金を預けたら
何%の利息が受け取れるかを表したもので、
それが1ヶ月なら実際はその12分の1の利息しか
受け取れないことになります。
利息には税金がかかるので
それを引いたら受け取れる利息は
もっと少なくなりますね。
一見すると得がありそうですが、
中身を理解すれば
そんなにメリットがなかったりします。
この一見すると得っていうのは
住宅ローンも同じです。
住宅ローンは
「変動金利0.4%〜」と
低い金利を強調して
提示している所がほとんどです。
多くの方はこの数字だけ見て、
「〜」の意味を理解していません。
これは、
「頭金が多く入れられる人や年収が高い人のように、
住宅ローンを貸しても、毎月確実に返済してくれそうな
信用力が高い人にはこれぐらい低い金利で貸しますよ。
だから、借りる人によってはこれよりも金利が高くなる
可能性がありますよ。」
という意味を含んでいます。
だから一見、金利が低く見えても、
いざ申し込んでみると
高い金利でしか借りられず、
「他で借りた方が金利が低かったのに…」
ということもあり得るわけです。
住宅ローンは複雑で
説明を何度聞いてもしっかりと
理解するのは難しいものです。
しかし、何も知らないままだと
気づかないところで
数十万円単位で損してしまうのが
住宅ローンですので、
じっくり調べてみるのも
いいのではないでしょうか。
住宅ローンについてはこちらの
が参考になります。
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