ネット証券で振込手数料ゼロ

銀行口座を複数持っていて、口座Aから口座Bにお金を移したいときがあります。

ネットバンキングで振込をすればいいのですが、振込手数料がかかります。あるいは月間無料振込可能回数が1カウント減ります。

キャッシュカードを2枚持ってコンビニに行って、口座Aから出金して口座Bに入金すればいいのですが、ATM手数料がかかります。あるいは月間コンビニATM無料回数が1カウント減ります。雨の日や寒い日や暑い日など外に出るのも面倒です。現金に触れるとウイルスに感染するかもしれません。

そういうときは証券口座の「リアルタイム入金(即時入金サービス)」を使うと便利です。

リアルタイム入金で振込

証券口座への入金は専用口座への振込を行うこともありますが、最近のネットバンキング対応の銀行であれば、リアルタイム入金を使って簡単に入金できます。

楽天証券の場合だと、楽天銀行、三井住友、三菱UFJ、みずほ、ゆうちょ、ジャパンネット、りそな、埼玉りそな、関西みらい、セブン、住信SBI、イオンの銀行口座がリアルタイム入金に対応しています。

これらの銀行からまず証券口座に入金処理をします。そうすると、即座に証券口座の預り金となります。そちらをまたすぐに出金します。出金先の口座は口座開設時に指定したものです。変更も可能です。だいたいどこでも指定できますが、こちらはあまり頻繁な変更はやりづらくなっています。出金はリアルタイムにはできず、出金処理をした翌営業日か翌々営業日の入金になります。

このやり方で口座Aから口座Bへの移動ができます。入金も出金も手数料無料です。

リアルタイム入金のメリット

最近は、振り込め詐欺の防止のため、ネットバンキングでの振込やATMでの引き出しは50万が限度額となっていることが多いです。コンビニによっては20万が限度のところもあります。100万や200万の移動をしたいときは4回に分けたり、4日間かけてやったりしないといけなくて面倒です。

しかし、証券口座との入出金でしたら、1000万-2000万程度が限度額となっているケースが多いです。高額の振替をしたいときは銀行同士よりも証券口座を介した方が処理が楽です。FX口座を使って同様の処理をすることもできます。

要注意ポイント

要注意なのは、本人名義同士でないと入出金ができないことです。夫から妻の口座に出金したり、親から子の口座に入金したりはできません。その点だけは、くれぐれもご注意ください。


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