貸株でチャリチャリお小遣い

貸株はお使いでしょうか。

貸株とは


貸株を利用すると、自分の保有株式を証券会社に貸すことになり、その見返りとして毎月金利がもらえます。SBI、楽天、マネックスの国内株だと通常0.1%です。
100万だと年1000円、月83円。
1000万だと年1万円、月833円。
まあ微々たる額ですが、多少の足しにはなります。
国内ETFも対象です。
NISAは非対象です。

SBI、楽天、マネックスどれでもできますし、全部でやってもいいですが、ひとつ選ぶなら楽天がおすすめです。
理由は、別の項で書いた通り、楽天だと貸株金利も自動スイープで楽天銀行の普通預金に入金されて便利だからです。

貸株設定の注意

貸株を設定する際には、「金利優先」とするか、「優待・配当優先」とするかの選択がありますが、これは「優待・配当優先」がいいと思います。
「金利優先」だと、配当金相当額が入金されますが、これが税引き後の金額なのがネックです。
「優待・配当優先」も税引き後の配当が入金されるので、入金時の額は一緒ですが、配当だと損益通算で税金の還付を受けられる可能性があります。「金利優先」にしてしまうとそのオプションがありません。
よって「優待・配当優先」がいいと思います。

ボーナス金利銘柄もありますが、これは相手にしなくていいと思います。
金利は毎週更新されるので、金利が高くていいなあと思って買っても翌週には下がっているかもしれません。
金利の上下にやきもきするのも面倒なので、金利とは関係なく、単に持ちたい銘柄を持つのがいいです。
ベースは0.1%なので、0.1%もらえればOKと思っておくと気が楽です。

貸株のリスク

貸株のリスクは、証券会社が破綻した場合に持ち株が戻ってこないことです。
これはなかなかのリスクです。

さて、楽天証券が破綻するでしょうか。

まあするかもしれないし、しないかもしれないですが、破綻しそうになったらSBIかどこかが救済合併するのではないかなという気がします。
たぶん大丈夫じゃないかなあと思いますが、どうしても心配なら貸株はしない方がいいです。

外国株の貸株はいまいち

SBIではカストックという名称で、バンガードの海外ETFなどの外国株も貸株できるようになっていますが、これはベースが0.01%なので、ぜんぜん利子がつきません。やる意味ないです。
二重課税調整に加え、貸株金利がつくという意味でも、同じ指数なら海外ETFより国内ETFの方が割が良いです。

ポイントはそんなところでしょうか。
よかったらお試しください。

リンク先により詳しく説明されています。


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