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絶対に払いたくないATM手数料

国の政策の後押しもあって、クレジットカードやSuicaでキャッシュレス生活をしている人も多いと思います。しかしどうしても現金のみのところもまだ多く、週1回、月4回くらいはATMで現金を引き出すかと思います。そのときにネックになるのがATM手数料です。

自行ATMなら平日日中は無料ですが、時間外や他行・コンビニATMだと110円か220円引かれるケースが多いと思います。

現在、三菱UFJ銀行の普通預金利率は0.001%なので、100万預けても年10円しか利子がつきません。それで220円手数料が引かれたら1回で22年分の利子が吹き飛びます。これは何としても避けたいところです。

優遇サービスの条件達成

各銀行には手数料の優遇サービスが用意されています。三菱UFJなら「メインバンクプラス」、みずほは「みずほマイレージクラブ・うれしい特典」、三井住友は「SMBCポイントパック」。これらで所定の条件を満たすとATM手数料が無料になります。

三菱UFJなら、MUFGカードを作って月1回引き落としがあれば、シルバーステージとなり、自行ATMなら月何回でも無料、他行・コンビニATMなら月2回まで無料になります。しかしコンビニが月2回までというのは若干心もとないです。5回くらいならまあ足りるかなと思いますが。でもまあ自分にとって一番負担が少なそうな条件を選んで適用させておくといいでしょう。こういうときにamazonギフト券のオートチャージ機能が役立ちます。

ネットバンクには自行ATMが無いので、コンビニATMでの出金を前提にサービスが組まれています。住信SBIネット銀行なら、スマートプログラムのランク2にすれば、コンビニATM引き出し手数料が月5回まで無料、他行宛振込手数料が月3回まで無料になります。スマート認証NEOを登録すればOKです。これなら通常使用には問題ないと思います。

ゆうちょはゆうちょATMなら常時無料

条件とかなんとかややこしいからもうちょっと楽にできないかね、というときは、「ゆうちょ」をメインにするのもいいです。ゆうちょのキャッシュカードでゆうちょATMを使う分には曜日・時間帯を問わず常に無料です。

郵便局は都内ならちょっと歩けばどこにでもあるし、最近はファミマの店内でも時々ゆうちょATMを見かけます。地方のどんな山奥や離島にもあるので三菱UFJやみずほより実は便利です。

ろうきんは無制限完全無料

金融機関には何のこだわりもないからとにかくATM手数料のかからないところがいい、ということでしたら、「ろうきん」があります。労働金庫という厚生労働省の管轄の妙な金融機関ですが、ATM手数料が無制限完全無料です。どこのコンビニでも使えます。最強です。

給与振り込みや年金受取に設定すると、ネットバンキングでの他行宛振込手数料も月3回無料になります。労働組合に加入する必要もありません。

プレスティアは残高100万なら無料

もうちょっとかっこいいところがいいなあということでしたら、SMBC信託銀行プレスティア(旧シティバンク)なら、残高100万以上だと、コンビニATM手数料が月100回まで無料です。うっかり100万切ることのないように、100万は円定期にしておくといいです。

優遇サービスの条件はよく変わる

新生銀行がしばらく前までろうきんと同じくATM手数料が完全無料で、僕も便利に使っていたのですが、サービスが改悪されて、条件付きになってしまいました。みずほも少し前までは外貨預金を1ドルだけ入れておけばほとんど無料だったのですが、これも改悪されて、非常に使いにくくなりました。条件付きのところだと、ちょいちょい改悪される危険があるので、注意が必要です。

高齢者には、ゆうちょかろうきんがおすすめです。



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