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【インフレには原価要因と利益要因がある】~FP酒場in”食堂とだか”~

(以前きた時から金額が2倍になっている・・・?!)

今回は五反田の大人気店”食堂とだか”でFP酒場
https://tabelog.com/tokyo/A1316/A131603/13187669/

この店は本当に予約が取れない店で、この日が予約されていたのも実に2年前・・・
次回予約は最短で2027年の4月ということでした!約3年後・・・笑

さて、今回はこのとだかのコース料理の話の金額の話
大前提としてもちろん料理もお酒も最高に美味しいのですが、金額は以前と比べて2倍になっている?!

昨今のインフレ事情を考えても、2倍というのは驚きです

”物の値段”というのは、”原価”と”業者の利益”で決まります。
仕入れコストが上がれば値段はあがるし、業者が利益を増やしたければ値段はあがるんですね。

コロナからの反動、資源高、ロシア・ウクライナ戦争など
さまざまな要因でここ数年物価が著しく上昇しましたが
これらはいずれも”原価要因”です。
つまり仕入れ値があがることで、値段をあげないとやっていけないインフレですね。
これは業者が儲かってるわけじゃないので、”悪いインフレ”と言われます。

一方で、人気も人気でいくら値段をあげても買いたい人がいなくならない!
という状態は、単純にそれを商ってる業者が儲かります。
この状態は業者の利益増→働き手の給与増→世の中の需要が高まる
という好循環を生み出すので”良いインフレ”と言われています。

今回の”食堂とだか”は、両方のインフレが同時に起こっているのでしょう。
だから金額が以前の2倍になっているんですね。
それでも3年後まで予約が取れないわけですから、とんでもない人気店であることがここからもわかります。

”食堂とだか”みたいな店が増えていれば日本の金回りもよくなって
しっかりと”金利がある日本”が戻ってくるのかもしれません。
はてさてそれはいつのことやら。

お金なんかに左右されない人生を!

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