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株はインフレ時に仕込むべし!

食べ物はいずれ腐ります。ですが、人間以外の動物は食べ物を長期間保存することができません。なので、腹が減るたびに必死に獲物を捕らえようとします。捕らえなければ死んでしまいます。いわば命がけです。

ですが、人間は食いつなぐために動物ほど命がけの行動はしていません。なぜなら、冷蔵庫など便利なものがあるし、その他にも様々な保存方法を知っているから。真空パックした食品や缶詰などは大発明!

人間って、本当に知恵がありますよね。その知恵の象徴といえるのが「お金」でしょう。人類史上最大の発明といっていい。現代の私たち日本人は、食べ物に限らず欲しいものは何だってお金で交換することができます。

しかも、いつでもどこでも・・・さらに、お金は長期間保存がきく。仮に保存する場所を銀行としていれば、利息が付いてわずかでも増えていく。動物たちからすれば、夢のような話です。

私たちは生まれたときから、それが当たり前の社会に身を置いてきました。なので、「腐らないし、いつでも交換可能」という不変の価値に何ら疑問を持つことはありませんでした。ですが、この「お金」の不変の法則が段階的に崩れ去ろうとしています。

今、世界的にインフレ率が上昇していることは、もちろんご存じだと思います。たとえば、インフレ率が2%上昇するとは、100円で買えるジュースが102円に値上げされるということです。つまり、いつでも交換可能だが、交換率が嵩増しされていくということ。

もし、原料価格が上がるなか値段据え置きとするなら、製造業者は商品サイズを縮小するほかありません。すでにチーズやバターのグラム数が少なくなったり、箱ティッシュのサイズが小さくなったりしていますよね。

物価上昇、つまりインフレとはお金の価値が下がってしまう状態です。ですが、下を向く話ばかりではありません。一般的に株は「インフレに強い」とされます。

株価の決定要因の一つは企業業績ですね。株は企業業績を反映するものなので、物の値段が下がる時より上がる時のほうが、業績は良くなるため株価も上昇しやすくなるのです。

端的にいうと「売上=数量×単価」なのだから、インフレ時は単価が上がるので、利益が増加する。反対にデフレ時は単価が下がるので、当然ながらその分の利益は減ることに。企業が減った分を数量でカバーしようとすれば、経費が膨らんでしまい思うほど利益が上がらない。

要するに、株はインフレ時に仕込むべし!株価は業績次第という基本に立ち返れば、金融相場から業績相場への移行期である現在は、好機と見るべきということです。

特に米国株式市場は狙い目と見ています。当初、インフレは短期的なものと主張していたFRBのパウエル議長もタカ派的な発言をするなど、インフレ長期化を匂わせる雰囲気になっています。

テーパリングの前倒し、早期の利上げなど一時的な下落要因となりうる材料はあるものの米国の企業業績は現状も堅調であることから、もし大幅調整があれば、いい押し目となるかも!?

米国株投資に挑戦しよう!

とはいえ、初めて米国株投資に取り組む人であれば、不安もあるかもしれません。ですが、案ずるより産むが易しともいいます。一歩踏み出さなければ、二歩目は永遠にありません。

米国株投資は日本株と違い、1株から少額投資ができることもあり、最近は若年層の新規参入が増えています。SBI証券によると、直近2年間で20代の顧客による米国株の売買代金が17倍に急増しているといいます。また同期間で米国株投資にデビューした人も、6.7倍に増加しているとのこと。

楽天証券でも1年間(20年6月~21年6月)において、米国株の取引件数は3.5倍に増加、顧客数は3倍に!マネックス証券では、株式売買手数料収入に占める米国株の割合が5%から20%超まで増加!

もはや米国株投資はスタンダード化しています。さらにいうと、今年7月に「外国証券の取引に関する規制」が改正されることで、日本国内で米国株式の信用取引が可能となります。大手証券会社がサービス拡充やキャンペーンなど今後ますます力を入れていくのは既定路線です!

そして、その背景にあるのは、個人投資家の強いニーズがあるからに他なりません。あなたはいつ挑戦しますか?どうせ取り組むなら、いいタイミングでやるべきです!

PS.
あなたの米国株投資を応援する情報がここ↓にあります。


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