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大阪カジノ(IR)、MGMとオリックスに正式決定!初期投資1兆円

9月28日、大阪府の吉村知事が、誘致を進めてきた統合型リゾート施設(IR)に関する重大な決定について発表しました。その内容とは、大阪・夢洲での運営事業者を米カジノ大手MGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの共同事業体とするというもの。(見出し画像:カジノを含む統合型リゾート施設のイメージ(MGMリゾーツ・インターナショナル、オリックス提供))

初期投資額は約1兆800億円、年間来場者数は約2050万人を想定。経済波及効果は基本構想で示した年間7600億円を上回ると見られています。

大阪府と大阪市は事業者からの提案をもとに来春の両議会での議決後、国に申請するとのこと。大阪市湾岸部の人工島「夢洲(ゆめしま)」が、文字通りドリームアイランドに!

カジノだけがクローズアップされがちですが、最大6千人超が利用できる会議室、展示面積2万平方メートルの施設や2500室の宿泊施設の整備なども加わり、約1万5000人の雇用も見込まれています。経済活性化は約束されたようなもの!?業界を問わずザワつくのも無理はありません。

吉村知事が記者会見で、「1つの事業で投資額が1兆円規模になるのは今の日本になかなかない。」とコメントしたようにビッグプロジェクトとなることは必至です。

この壮大な計画を耳にして、無反応という投資家はいないでしょう。もし、先んじてこの展開を予測していれば、投資妙味に溢れる行動がとれていた!?

実は、数か月前から日本でのIR事業について以下のように予見していた人物がいます。「個人的には大阪が大本命だと思っています。そして、大阪での参入を決めているのがMGMです。」

その人物こそ米欧日の大手金融機関でプロの金融アドバイザーとして約25年のキャリアを持つ河内勝彦氏です。

そして、半年前にリリースした米国株推奨銘柄リスト『シャイニングスター8』で、もっとも期待できる注目企業としてMGMを紹介!以下は河内氏の推奨時のコメントの一部抜粋です。

MGMリゾーツ・インターナショナル(MGM)は、ラスベガスを拠点としてカジノを運営し、現地の客室の半分を占有するといわれる巨大企業。さすがの同社もコロナショックの影響で、2020年1月、2月は稼働率が90%あったものが、4月にはほぼ0%となるまで落ち込みました。

ところが、現在は経営危機どころか、財務体質が非常に強くなっているといいます。彼らは2019年のコロナ発生前に資産の有効活用として、土地やビルを不動産会社に売却し、それをリースバックする形で運営していたのです。

さらにコロナ禍にあってオンラインカジノ事業をスポーツベッティングの大手企業と提携して、大々的に展開してきています。米国では州ごとに認可制度があって、まだ10州くらいしか認められていないといいます。ただコロナ禍で各州とも財政が悪化しており、今後は大きな税収アップが期待できるオンラインカジノを認める方向で動いていくでしょう。野球、アメフト、バスケットなどが流行すれば、天文学的な数字で収益が伸びていく可能性があります。

日本ではIR事業としてパッケージングし、カジノ占有面積を3%以内に抑えるようですが、事業モデルとしてはカジノが収益の90%を超すそうです。現時点で大阪の他にもいくつか候補地がありますが、参入表明していた企業が撤退を決めているなか、大阪とMGMのタッグは盤石だと考えています。

このMGMは大化けするのではないか。すぐにという感じではないかもしれないが、将来的に長期保有でも案外面白い銘柄になるでしょう。

リリース当時からは、すでに15%ほど上昇していますが、同社の潜在力からすれば、まだまだこれから!?世界的リゾート企業の日本での展開をグローバルマーケットはどう評価するでしょう。

さらに今後の進展は既定路線ともいえそうなオンラインカジノにも期待が高まるばかりです。MGM株のホルダーの方からの成果報告をものすごく楽しみにしていますね!

『シャイニングスター8』成果報告フォーム

米国株推奨銘柄リスト『シャイニングスター8』は、機関投資家、ファンドマネージャーといったストロングプロに投資を提案してきた河内勝彦氏が、上昇期待がある米国の投資先を絞り込み、シーズンごとに年4回、情報提供してくれる人気商品です!

10月にはシリーズ4作目となる最新号「2021 Autumn」をご紹介できる予定です。リリースの際には、FPO公式メールマガジンにてお知らせしますので、興味のある方はこの機会にご登録ください。

PPS.
今回はMGMの将来性についてワクワクする話をしましたが、共同事業体であるオリックス(8591)も見逃せませんよね。同社は配当利回りも非常に高いことに加え、今後はカジノ関連株の代表格となってくるはずです。

もはやカジノ事業が国策として進められるのは、財政面から見ても不可避な流れと見ていいのでは?そうなると長期的な業績寄与も期待できるので、オリックス(8591)もまた長期投資の妙味ありですね。

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