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#044_NISAを始める前に、覚えておきたい大切なこと

大空みさきの3分間マネ活動ラジオ テキストver

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#044_NISAを始める前に、覚えておきたい大切なこと

これまで、マネ活ラジオでは、
現在位置を知り、貯蓄力をアップし、
投資に回すことができるタネ銭が作れる筋肉質な家計を目指してきました!

こうして増やした貯蓄力を、活かしていくにはどうしたらいいの?

このとき、よく話題にのぼり、比較されるのがiDeCoとNISAです。
・・・ということで、まずはiDeCoや年金関係のお話しを続けてきていましたね。

いよいよお次は、NISAのお話しをしていきたいと思います。
いやー、ここまで長かったですね(笑)


まず、とっても大事なこととして、
NISAというものは、投資商品を入れておく「箱」でしかないということです。

たまに勘違いをされている方がいるのですが、
NISAという商品があるわけではありません!

投資商品を買う時に、
「NISA」という箱に入れるよ!と決めて買っておけば、
利益が出た時に、その利益には税金を課さないであげるよ!
という制度です。

つまり、NISAという箱に入れて買った、
単体の商品できちんと利益を出さなければ、何の意味もない!ということなんです。
打ち出の小槌のように、買っておけば勝手に増えるというものではありません💦

冷静に考えれば当たり前のことなんですけどね。
誤解しないでおいて欲しい大事なポイントでもあります。

だからこそ、NISAに入れておく投資商品としては、
「再現性が高くて、利益が出る可能性が高い方法を選んでいくのが無難だよ!」
ということになるわけです。

ちなみに、株式投資をする場合には、「損益通算」という税金計算上のルールがあります。
 A株式で、1年間に10万円の損失が確定
 B株式で、1年間に10万円の利益が確定
このような場合には、年間トータルで見れば、プラスマイナス0円です。

こういう場合に確定申告をすれば、
10万円の利益が出た時に支払っていた税金を取り戻すことができるというルールです。

NISAで買った場合には、この損益通算ができなくなります。

もう1つ、損失の繰り越し控除というルールもあります。
出てしまった損失を最長3年間繰り越ししておき、未来に出た利益と損益通算ができるというルールなのですが、これもNISAは対象外。


個別株への投資をする場合は特にですが、
自分が描いていたシナリオから外れた場合には、躊躇なく損切りをする力も必要になってきます。

でも、人間には損失を回避したいという心理が働きます。
損益通算できると思えば、仕方ないと踏ん切りがついても、
ただただ損をするだけの場合には、

「もう少し待てば、戻るかもしれない」

・・・なんていう希望的観測で、傷を深くする可能性が高くなるんです。

NISAを使う場合には、
単体で利益が出せる可能性が高い商品&方法を選んでいくのがベター
このようなスタンスを頭に入れておきたいですね💕

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#iNISA #損益通算できない



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