FPとして生きづらい人たちのために支援したいこと
私はファイナンシャルプランナー(FP)を目指しています。
ファイナンシャルプランナーとは一言で言うと「お金のホームドクター」で、税金や保険、相続などお金に関する専門的な知識を持って相談に乗る仕事です。
私がFPを目指した理由はズバリ、「生きづらい人を支援するため」
では「生きづらい人を支援する」とは具体的にどんなことをしたいのか掘り下げてお話ししようと思います。
LGBTQ当事者のライフプランニング
私がはじめてFPと出会ったときに感じた危機感、違和感は「LGBTQが想定されていないライフプランニング」でした。
私は夫と結婚して紹介でFPに結婚後の家計の相談に行ったのですが、顧客の聞き取りシートには最初から「旦那様」「奥様」と名前の横に印刷されていました。
現在の日本では同性同士の結婚はできないので当然なのかもしれません。
けれど確かに同性同士のパートナーシップで生活を共にしている人々はいるわけで。
この「異性同士前提」のライフプランニングに強い違和感を覚えました。
私の周りには同性愛者、トランスジェンダー、アセクシャル、ノンバイナリー、ポリアモリー……さまざまな人がいてさまざまな家族の形があります。
そのような人々がどのような人生を歩むのかロールモデルがあるのでしょうか。
その人個人、家族に寄り添ったライフプランニングをすることで生活を支えたい。
全ての人に経済的な知識のサポートを、と願っています。
精神障害者・発達障害者の金銭管理
私の周りには障害のある方もたくさんいます。
お金を使い過ぎてしまう。長時間働けない。年金や生活保護で生活している。お金が貯まらない。
そんな悩みをよく聞きます。
そんな人々のサポートもしていきたいと考えています。
私は私の周りにいる人から助けたいんですね。
低所得でもうまく家計を回して生きていけるサポートをしたい。
障害者でも経済的に豊かに暮らす方法を一緒に考えていきたいです。
発達障害児のいる家庭のライフプランニング
私は以前、放課後児童クラブ(学童保育)で発達障害のある児童の指導員をしていました。
たくさんの児童がいる中で特別な配慮が必要なその児童の相手をマンツーマンで対応する担当で、保護者とも連絡を密にとって支援に当たっていました。
発達障害・知的障害のある児童はこの先どんな人生を歩むのだろう、と考えることがありました。
そして保護者の皆さんも同じように不安に思っているようでした。
子供に障害があった。さてどうしよう。
そう考えるのは自然なことで、必要なサポートだと思います。
少し違う人生を送る人のサポートがしたい
私の周りには、お金の教科書で見るような一般的な人生を歩むわけではない人も多くいます。
そんな人たちのためにサポートしたい。助けになりたい。それが私の思いです。
この願いを叶えられる企業がどれだけあるのか私には分かりません。
希望の仕事ができる環境を見つけることが今の私の目標です。
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