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日経新聞を読めば、投資のコツが分かる!

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なぜ日経新聞を読む必要があるのか。 どんな人が日経新聞を読むべきなのか。 そもそも、どのように日経新聞を読むのか。 詳細に解説します。
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#日経新聞

日経新聞で”企業情報”を知る方法

 日経新聞の紙面構成について、久しぶりにお知らせします。  企業情報は日経新聞の得意とするところです。さまざまなページに企業情報が掲載されているので、効率よく効果的な読み方を考察します、。 はじめに 2022年4月に株式市場の再編がありました。現況、今後どうなるのかをしておくことが、はじめの一歩です。 ・東証、名証の再編で変わる、投資環境 ・日経新聞からみた、東証再編 投資で儲かるテクニックの基本 企業を知るには?  いろいろな着眼点がありますが、大きく言えば2つ。 ・

卵を”物価の優等生”にしたのはメディア

 私たちが口にする食べものの中で、「鶏肉」と「卵」は別の市場で取り扱われます。それが荷受市場です。卸売市場が”セリ”により価格を決定するのに対し、荷受市場では集荷担当会社が、日本全国から取りよせ、生産者と消費者との間での取引に相応しい価格を決定する仕組みが採られます。言ってみれば「仕入れ担当」会社が価格を決定するわけです。 本当の価格 日経新聞では、毎日、マーケット商品面で価格動向を知ることができます。 ※”と体”とは羽や血をはぎ取った状態のこと、”正肉”とは皮や骨を削い

年末年始の日経新聞で、わかること

 新年の紙面は「今年を予想する」特集記事が多くあります。投資家だけでなく、私たちの暮らしに影響することにも注目したいです。  昨年末~今年2023年の年明けには、例年と異なったものもあるので、順に紹介します。 【年末】2023年の予測には、2022年の振り返りが大切 2022年の最終取引、大納会は12月30日でした。  結果は4年ぶりの陰線(年初より下落)となり、今年を象徴するような相場だったと言えます。 ▼市場のまとめ(2022年)  株価の動きほか、1年間の株式等の

景気・経済が停滞するのは「少子化対策」が”なおざり”だから。

 20年来、30年来、我が国日本の景気・経済が停滞していることは周知の通りです。  原因が、稼ぎ力(法人・個人とも)やら、国全体の魅力だとか、さまざま分析されてきます。  国力とは、その通り、稼ぐ力・魅力です。 短期目線 短期的に考えれば、単純に稼ぐ力・魅力と言えるでしょう。 ・圧倒的なシェアを確保できる商品を開発した企業 ・他に類を見ないほど、集客力のある観光スポット  永続的に魅力を発信できれば結構ですが、そこには管理・維持能力が求められます。短期的なものを、持続

いまこそ、経済感度を。

金融教育が国家戦略に・令和5年度税制改正;NISAの恒久化 ・金融教育を国家戦略に ・投資助言、金融リテラシーの在り方  ようやく、金融庁や政府が動き出した感じがします。まだまだ物足りなさを憶えますが。。。だとすると、いち早く自身の経済感度を鍛えておく必要がありますね。  放っておいても経済成長を遂げた時代は、ずっと昔のことです。日本は、諸外国以上に活発な経済活動が必要で、以前よりも高いレベルで「考える」「判断する」「行動する」ことが求められます。  日経新聞は、日本経

日経新聞からみた、東証再編

 前記事にも書きましたが。  4月4日、東証の市場再編されたことで『分かりやすさ』『企業統治の厳格化』に期待が集まりました。それを、日経新聞がどのように表現するのか、注目しました。  日経新聞が注目している、いや”注目すべき”指標が分かりました。 ▶夕方(速報)は”従来通り”  当日(前場)のマーケットデータで掲載されている指標は以下の通りです。ほかにも各市場の”売買高”も掲載されていますが、従来からの変化はありませんでした。 日経平均株価 日経アジア 300

東証・名証の再編で変わる、投資環境

4月1日から成人年齢、年金制度など改正されました。新たな成人が人生を形成する過程でさまざまな変化が起きる年と言えます。ほかにも、物価の値上げラッシュも続き、これまでとは異なる家計管理の必要性が生じることとなるでしょう。さらに、金融市場のビッグニュースといえば、4月4日から東京市場(東京証券取引所)の再編です。 4月4日 東京証券取引所の市場区分再編東京証券取引所 は4月4日(月)、現在の市場区分「第1部/第2部/マザーズ/ジャスダック(スタンダートとグロース)」が「プライム

日経新聞の記事の特徴

★「2022年4月現在の改定版」記事を作成しました。 記事の鉄則 「意見」なのか「事実」なのか新聞記事には”事実(FACT)”と”意見(OPINION)”があります。事実だからと言ってそれがすべてが”真実”であるとは限らないことに注意してください。事実は出来事。真実を隠すような事実というのもあるので注意しましょう。 ●確かな記事になる3つのポイント 新聞記事はほとんど”抜粋”だとか、”要約”されて、読みやすいようになっています。そのコンパクトさの中で、「この記事は本当か

日経新聞のキホンの読み方

★「2022年4月現在の改定版」記事を作成しました。 各新聞の特徴/日経新聞は世界一の経済メディア 各新聞社が発行する新聞には、それぞれの特徴や得意分野があります。これから私たちが読もうとしている「日経新聞」の得意分野はもちろん経済です。日本では、多くの新聞が発行されていますが、なかでも「全国紙」とか「5大紙」と呼ばれる新聞では、テレビ局や雑誌など系列のメディアをもっており、グループも巨大です。 日経新聞社は、2015年7月にはイギリスのFT(フィナンシャル・タイムズ)社

日経新聞読んでる?

日経新聞を読まなくともインターネットから配信されるニュースを読むことができるようになってきました。社会情勢、経済情報をタダで得られる時代です。タダより高いものはない。あなたが“得ている情報”と、“本当に必要な情報”が異なっていることに気づかずにいると、大損し、苦労することになるかも知れません。 ★「2022年4月現在の改定版」記事を作成しました。 あなたの前に日経新聞があります。皆さんは日経新聞を読んでいますか。ネット社会の発展によって、社会における様々なニュースは「無料