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CFP合格

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CFP®になるためには、何をどのように学習すべきか。 特に重要なポイントがどこなのか、解説しています。
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#CFP試験

資格試験を受けるにあたって大切なこと

はじめに 私が主催する試験対策講座が個人レッスンである理由は以下の通りです。 ●習得度が人によって異なる ●理解の方法、適切な学習方法が人それぞれ  見て覚える人、聴いて理解できる人、書いて覚える人など、あなたのtタイプをお教えします) ●計算が苦手なひともいれば、文章題が苦手なひともいる  そのため、あなたにピッタリの学習方法で進行します。 試験対策でとくに大切なこと 効率よく学習して、受験までの時間を有効に過ごすことです。そのためには、不必要なことは積極的に省略する

CFP®試験2023年第2回・振り返り

 2023年11月12日と19日に、CFP®資格審査試験が実施されました。受験されたみなさん、お疲れさまでした。課目によってはかなり難易度が上がったようにも感じます。一方で、過去問にてしっかり学びを繰り返していれば、十分に合格圏に入れる出題構成だったとも言えます。  さて、これまで通り、私なりの「回答した感想」に触れます。以下、各課目の感想です。 金融資産運用 これまでと同様に、専門的な知識や行動な計算能力が求められています。しかし、前回(2023年第1回試験)のような”

CFP®試験に必ず合格したいあなたへ。

 多くの方に購読いただきありがとうございます。以前より掲載の「CFP®試験に必ず合格したいあなたへ」の記事について、 複数の記事で重複がある 解答解説が、いま(2023年5月)では法令等に基づき変更されている 分かりにくい部分がある などの理由で、各記事(下記の6件)を改定いたしました。  CFP®資格は、合格してからも知識の更新が必要です。毎年、多くの事柄が変更になったり、翌年以降の改正(予定)事項などを理解しておかないと、クライアントさまの資金計画が大きく狂って

CFP®試験対策は”目標設定”から

 次回のCFP®試験まで約ひと月(※)になりました。追い込みの時期ですね。受験する課目数によらず、効率よく効果的に学習することが必要です。  (※)次回は2013年6月11日、18日です。 学習方法について  私が主催する試験対策講座が個人レッスンである理由は以下の通りです。 ●習得度が人によって異なる ●理解の方法、適切な学習方法が人それぞれ  見て覚える人、聴いて理解できる人、書いて身につく人など、あなたのtタイプをお教えします) ●計算が苦手なひともいれば、文章題

【CFP®】割引率について

CFP®試験でちょくちょく出てきます金融では「割引率」のほかに、複利最終利回りとかスポットレートなどとして出題されることがあります。 ライフプランでは、現価係数とか年金現価係数として出題されます。 不動産では、複利年金原価率やら還元利回りなどの出題があります。 このときの10%(=0.1)のことを割引率と言います。 割引率割引率とは、原価(もとで)を知るために使用する利率(%)のことを言います。 計算式に”1+”とあるのは何故か?と質問を受けることがあります。 割り算

割引率って何なん?

CFP®試験でちょくちょく出てきます金融では「割引率」のほかに、複利最終利回りとかスポットレートなどとして出題されることがあります。 ライフプランでは、現価係数とか年金現価係数として出題されます。 不動産では、複利年金原価率やら還元利回りなどの出題があります。 このときの10%(=0.1)のことを割引率と言います。 割引率割引率とは、原価(もとで)を知るために使用する利率(%)のことを言います。 計算式に”1+”とあるのは何故か?と質問を受けることがあります。 割り算

資格試験を勝ち抜くコツ(CFP®対策)

 数々の資格試験を受けてきたので、気づいたことをまとめました。そして、CFP®資格審査試験ではどのような準備が役立つかを考えたので、受験前のご参考に。 1.学習内容・方法▶計算問題  CFP®試験は計算問題が多いです。数学が苦手な場合には、計算式を覚えてしまうくらい過去問をひたすらを解きましょう。本来なら計算式の”意味”を理解することが重要ですが、そんな時間がない人は式を覚えるだけでも十分です。まずは合格のために。ちなみに、全ての選択肢で計算が必要になるケースでは、最終肢

【CFP®試験】2021年11月試験の合格ラインが公表されました。

きょう、2021年12月22日の午前中、日本ファイナンシャル・プランナーズ協会において、11月に実施した試験の合格ラインが公表されました。 合格ラインと感想金融 2021年 第1回 28問 第2回27問 2020年 第1回 中止 第2回 29問 2019年 第1回 27問 第2回 27問 2018年 第1回 27問 第2回 29問 2017年 第1回 29問 第2回 29問 過去の出題から、やや時間のかかるものと、定番問題が半々くらい。難易度はさまざまですが、過

CFP®になるには➊6つの係数

6つの係数について 一部の係数については、相談業務でも活用することが多いですが、どちらかと言うと「試験対策のための知識」との意味合いが強いです。 6つの係数の必要性 複利運用をする際に、係数表を使うことで、簡単に求めたい金額を知ることができます。「年利○%で○年間複利運用する」場合に、元手となる金額や、将来受け取ることのできる金額を求めることができます。  2級、3級やAFPでは、「なんとなく」で得点できるとしても、CFP®ではそうはいきません。なぜなら、各種係数を5~6回

CFP®️になろう!

CFP®資格は、北米、アジア、ヨーロッパ、オセアニアを中心に世界25カ国・地域(2021年3月現在)で導入されている、「世界が認めるプロフェッショナルFPの証」で、FPの頂点とも言えるものです。原則として一国一組織により資格認定が行われており、日本においては日本FP協会が認定しています。CFP®資格は、認定要件の「4E(教育=Education、試験=Examination、経験=Experience、倫理=Ethics)」と、実務プロセス指針 であるファイナンシャル・プラン

CFP®になるには❷高額療養費

日本国民全員が加入している公的医療保険。代表的なものとは、主に自営業者が加入する国民健康保険と、サラリーマン等が加入する健康保険の2つがあります。さらに健康保険も加入者の職種によって複数の保険に分かれます。 健康保険・国民健康保険とは?公的医療保険は全ての人に加入義務のある保険ですが、職種や年齢によって加入する保険が異なります。「健康保険」や「国民健康保険」などのほか「船員保険」「共済組合」なども公的医療保険に含まれます。 健康保険は会社に勤める従業員や事業者が加入します