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貯蓄率について

日経ウーマンに「貯蓄率」について、書かれていたので思ったことを書いてみます。何年も前に、山崎元さんの本を読んで、うっすら覚えていたのですが、日経ウーマンを見て、また、自分で計算してみました。書かれていたのは、岩城みずほさんで、HPはこちら、人生設計の基本公式 ◆ -OfficeBenefit(オフィスベネフィット)-ファイナンシャルプランナー 岩城みずほ。皆さんも気になる方は計算してみてください。
山崎元さんの本を読んで知ったときに、自分を当てはめて計算してみたのですが、その時は、「その貯蓄率、無理だよ!」という感じだったのです。今、また、現役生活費に対する老後生活費の割合に分けて計算してみて、、以下の通りです。
老後生活費70% 貯蓄率1.4%
     80% 貯蓄率10.3%
     90% 貯蓄率17.7%
    100% 貯蓄率23.9%
    120% 貯蓄率34.0%  でした。
老後の生活費は、現役時代の70%が目安らしいですが、この貯蓄率でいいのか、不安になります。無理なく貯蓄できる金額は、貯蓄率は20%と言われていますが、そうすると、老後生活費90-100%の間くらいですね。でも、インフレのことを考えると、老後生活費120%でも不安になってきますし。この公式は、物価上昇が計算式を考慮に入れていないので、毎年この計算式で計算して貯蓄率を見直す必要がありますね。また、資産運用も観点に入っていません。
ここで、FPの視点から、資産運用を取り入れて計算してみると、実際の金額の目安が出できます。計算は、生活や実務に役立つ高精度計算サイト (casio.jp)を参考にしてください。
まず、仮定として、老後、毎月の年金額に5万円プラスして生活の足しにするとします。インフレを考慮して、資産を将来価値で5万円を想定する場合、4%取り崩しルールを適用すると、資産1500万円必要です。
①減債基金係数
1500万円を積み立てるのに、毎年いくら貯金して運用すればいいかが出ます。積立総額に1500万円、年利率5%(世界株インデックスの抑え目な利率にしました)(で運用しながら)、積立年数20年(45才から老後資金を貯めるとします)と入力します。20年で年45万円を積み立てることで達成できます。20年積立で月37500円なので、現実的な数字です。
不安なら年金終価係数で確認しましょう。
老後足りない生活費を計算して、資産運用を考慮に入れるこの計算なら、インフレにも対応できます。公的年金も物価上昇に合わせて金額も増えるでしょうし(現在のお金の価値からは少なくなりそうですが)、資産運用もインフレ対応しますので、将来インフレに対しても、5万円の将来価値のある資金を貯蓄額から引き出せる貯金額目標が出てきます。
これらはFPを勉強すれば、簡単に導き出せます。FP2,3級でもいいのですが、ぜひ、CFPのライフプランニングだけでも勉強することをお勧めします。年金、健康保険、介護、雇用、労災保険、住宅ローン等、生きていくうえで必須の知識が身につき、より深いお金の知識が身につき、お金の不安が大幅に減ります。
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