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シングルマザーの保険

離婚に際して、子どもの学資保険を譲り受けたので、契約者の名義を夫から私に書き換えるため、保険の営業レディが家にきました。

「ひとり親になったのなら、子どもさんのためにも、しっかりした保険に入らないと 」と、私向けの保険のプランも持参。抜け目ないね~


その内容は、
・ まさかの死亡時に、保険金が1000万円受け取れる
・ 入院や手術したときに、保険金が出る
・ 積立金を老後、年金のように受け取れる

保険料は、毎月25,000円なり!…丁重にお断りしました(^-^;


では、どんな保険に入ったらいいのか、気になりますね。貯金がない人ほど、まさかの時に、保険は命綱になるもの。ただ、「保険料が高すぎて、貯金ができない」では、本末転倒。「必要な分だけ、過不足なく」入りたいものです。


 そのためにはまず、縁起でもないですが、
「自分が死んだらどうなる?」をリアルに考えてみましょう。

お子さんがいれば、
✔️ 元夫と住む?祖父母や親類の家に住む?
✔️  生活費は誰が出してくれる? 
✔️  教育費は足りる?

「遺族年金」など、公的な給付金もあります。それで足りない分を掛け捨ての保険で入りましょう。「収入保障保険」という保険が手ごろです。


 次に自分の医療保険(病気やケガに備えて)です。

「高額療養費制度」という、医療費が高すぎる時のお助け制度があるし、シングルマザーさんなら「ひとり親家庭医療費助成制度」が使えますね。とはいえ、「ひとり親・・・」が使えるのは子どもが18歳まで。

自分が年を取って、本当に医療費がかさむ頃に備えて、今のうちに終身(一生続く)の医療保険に入っておいてもいいかなと思います。若いうちなら保険料が安いし、病気をしてしまうと入るのが難しくなるので、今若くて健康な方ならなおさら。

がんが心配なら、「がん特約」をつけるか、別に「がん保険」に入ってもいいですね。それぞれ保険料は数千円です。

 最後に「老後に備えて」と年金保険に入るのは、あまりおススメ出来ません。「ダメ!」というより、「効率がわるい」というイメージ。

せっかく長い時間があるので、iDeCoやつみたてNISAなど、もっと増やせる方法があります。老後資金は大きい金額が必要ですので、運用もしながら賢く効率的に増やしていきましょう。

「まさかの保障」と「貯蓄」は別々に考えることをおススメいたします^^

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