彼女を大爆笑させたい
「彼女を大爆笑させたい」
まず前提として私は大阪人です。
大阪と言えば「笑いに厳しい」とか「昼間に吉本新喜劇が流れている」でおなじみ。
端から見ればそんな大阪がちょっとサムいというか、「大阪人っておもろいやろ~」みたいな感じがちょっと見ててダサい。
ま、そんな私の幼馴染も芸人ですが。
そんな大阪に生まれて、私も自分のことをちょっと面白いと思っています。
いや、間違えた。結構おもしろいと思っている。
結構、おもしろいと思っている。
結構、おもしろいと思っています。
さすがに芸人さんほど笑いに全振りしているわけではありませんが、まあその辺のイケメンよりはおもしろいはずです。根拠はありません。
初対面で会った人を笑わせるのは簡単です。
今まで幾多と無茶ぶり、罰ゲーム、一発ギャグをこなしてきた私にとってそんなもの朝飯前です。
なんなら寝言で笑わせることもできます(たぶん)。
ましてや、知り合いや同僚ならもっと朝飯前です。
ほぼ朝飯前のジョギングです。朝ジョギ。
まあ仕事のできない私が社内で会議前説担当に任命されるぐらいなので、簡単すぎてもはや笑止です。
そのくらい私にとって笑わせることはイージーな訳です。
しかし、そんな私でさえ彼女を笑わせるのは非常に難しい。
あの「彼女」と呼ばれる生物たちは、何もしなくてもちょっと笑っています。
きっと「彼氏」に会っている嬉しさからか、愛想よく見せたいからか、まあ理由はどうあれ常にちょっと笑っています。
いや待てと。
私が欲しいのは「ちょっと笑っている」ではなく「大爆笑」です。
「大爆笑」以外は笑いではありません。
じゃあ彼女を「大爆笑」させるにはどうしたらいいのか。
これが結構難しい。
彼女の前で一発ギャグをするわけにもいかないし(「彼女」というものは「彼氏」の一発ギャグが嫌いです)、急に漫談を始めるわけにもいきません。
つまり、普段の会話の中で大爆笑へと導く必要があります。
おそらく三角関数の公式を導くよりも難しいです(なんだあの「lim」って、ぶっ飛ばすぞ)。
じゃあどのようにして普段の会話から大爆笑へ導くのか。
ここでひとつ「勝ちパターン」について話をしておきます。
「勝ちパターン」はあるか?
どんなビジネス、恋愛、勉強にも勝ちパターンが存在します。
勝ちパターンとは「何かを成し遂げるための必殺技」みたいなものです。
ビジネスの場合だと「集客⇒販売⇒売上」までの流れを必ず達成できる方法を指します。
この勝ちパターンが多ければ多いほど、売上も増加します。
五条悟なら「無量空処」を撃てば必ず勝てます(ま、宿儺に負けたけど)。
趙なら龐煖(ほうけん)か李牧さえ出しておけば勝てます(ま、龐煖死んだけど)。
このように勝ちパターンを増やすことがどんな場面においても重要になってきます。
じゃあそこのあなた、あなたに勝ちパターンはありますかと。
強いて言うなら「笑いの勝ちパターン」はありますかと。
テレビなら千鳥(ちどり)の二人を出しておけばたいていどの番組も面白くなります。
その中でも水の中に飛び込んだり、岡山弁のツッコミを披露すれば8割9割笑いが取れます。
他にもYouTubeで「猫ミーム」の動画を出せば、視聴回数は余裕で稼げます(あれは内容ではなく「猫ミーム」自体が勝ちパターンだから強い)。
このように大爆笑が生まれる勝ちパターンを蓄えておくことが、今後の人生を生きるうえで非常に大切になります。
勝ちパターンで彼女を「大爆笑」させる
じゃあ彼女を「大爆笑」させる勝ちパターンはありますかと。
私はあります。というより作りました。
ということでここからは彼女を大爆笑へ導く、笑いの勝ちパターンの作り方について解説していきます(超有料級)。
ではさっそく、その核となるテクニックをお伝えします。
それは、「ツッコミ」に特化するという方法です。
まず前提知識として「ツッコミ」ができるヤツはモテます。
これは間違いない。
「ツッコミ」は相手の話を聞いていないとできません。
「私はあなたの話をちゃんと聞いてましたよ」と「あなたのおもしろくない話を笑いに昇華できますよ」ということが表現できます。
しかも鋭いツッコミ、共感度が高いツッコミができると知的な印象も相手に残すことができます。
このツッコミに特化して、大爆笑へ導くのが一番簡単だと思います。
基本的に人は話をちゃんと聞いてくれたことに対して、素直な笑いや嬉しいといった感情が生まれます。
反対に、素人のくそつまらない話を聞いて大爆笑するのは、1万分の1の確率か愛想笑いだけです。そのくらい自分が話すより相手の話を聞くことが重要になります。
ならば、話を聞いて鋭いツッコミをするのが、彼女を大爆笑させる勝ちパターンの土台。
あとは、あなたの知識量とツッコミの「間」と言い方が重要になってきます。
・知識量:普段からニュースを見たり、本を読んでるか
・ツッコミの間:すぐに脳内変換と反応はできているか
・言い方:声の大きさ、媚びるような言い方になってないかなど
このほぼ訓練ともいえるコミュニケーションを繰り返していけば、あなたも自ずと彼女を大爆笑させることができるようになるばずです。
そうやって笑いの勝ちパターンを増やしていけば彼女だけでなく、あなたの周りの友人、知人、同僚、上司まであなたを面白い人、魅力のある人として評価してくれます。
なんの話やこれ
おわり
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