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【ウマ娘血統12頭】優駿牝馬(オークス)2022【枠順確定】
今週日曜、5/22は『優駿牝馬(オークス)』ですね。
牝馬三冠レースの第2戦です。
ウマ娘で言うと、トリプルティアラ路線のセカンドステージ。
2020年にはデアリングタクト、2018年にはアーモンドアイが、牝馬三冠を達成しています。
桜花賞馬スターズオンアースが連勝するのか、それとも悔しい想いをしてきた子達の逆襲が待っているのか?
今年はどんな樫の女王がティアラを手にするのでしょうか。
今回は12頭のウマ娘血統馬が出走します。
ではまず、確定した枠順から確認していきましょう。
出走全馬一覧
『優駿牝馬(オークス)』15:40発走
芝2400m (東京・左)
枠順 馬名(性齢、騎手、調教師)※斤量は全馬55.0kg
1-1 ウォーターナビレラ(牝3、武豊・武幸四郎)
1-2 スタニングローズ(牝3、D.レーン・高野友和)
2-3 アートハウス(牝3、川田将雅・中内田充正)
2-4 ルージュエヴァイユ(牝3、池添謙一・黒岩陽一)
3-5 サウンドビバーチェ(牝3、石橋脩・高柳大輔)
3-6 サークルオブライフ(牝3、M.デムーロ・国枝栄)
4-7 ホウオウバニラ(牝3、横山典弘・安田翔伍)
4-8 ナミュール(牝3、横山武史・高野友和)
5-9 エリカヴィータ(牝3、福永祐一・国枝栄)
5-10 ラブパイロー(牝3、野中悠太郎・大和田成)
6-11 ベルクレスタ(牝3、吉田隼人・須貝尚介)
6-12 ライラック(牝3、横山和生・相沢郁)
7-13 パーソナルハイ(牝3、吉田豊・矢作芳人)
7-14 シーグラス(牝3、松岡正海・武藤善則)
7-15 ピンハイ(牝3、高倉稜・田中克典)
8-16 プレサージュリフト(牝3、戸崎圭太・木村哲也)
8-17 ニシノラブウインク(牝3、三浦皇成・小手川準)
8-18 スターズオンアース(牝3、C.ルメール・高柳瑞樹)
『注目馬』
ウマ娘関係なく、特に注目なのは…やっぱり桜花賞で活躍した子たち!
桜花賞馬のスターズオンアース(8枠18番)。
桜花賞4着、阪神JF覇者サークルオブライフ(3枠6番)。
桜花賞2着馬、ウォーターナビレラ(1枠1番)
桜花賞では振るわなかった子や、出走しなかった子にも注目馬はいます!
桜花賞不出走、忘れな草賞勝ち馬アートハウス(2枠3番)。
桜花賞10着、チューリップ賞勝ち馬ナミュール(4枠8番)。
桜花賞不出走、前哨戦のGⅡフローラSを制したエリカヴィータ(5枠9番)。
桜花賞不出走、GⅢフラワーCを制したスタニングローズ(1枠2番)。
ウマ娘血統
今年の優駿牝馬(オークス)に出走する18頭の内、なんと12頭にウマ娘モチーフ馬の血が流れています。
ウマ娘血統馬が優勝候補なので、とても楽しみです。
1番人気サークルオブライフには、シンボリクリスエス、スペシャルウィーク、マルゼンスキー、タイキシャトルと、なんと4頭のモチーフ馬の血が流れています。
桜花賞の頃は、3頭分の血とお伝えしました。あの時はまだ、シンボリクリスエスのウマ娘デビュー前でしたからね。
2番人気アートハウスには、グラスワンダーの血が流れています。
スペシャルウィーク血統のサークルオブライフVSグラスワンダー血統のアートハウス、なんて注目の仕方で楽しむのもありですね。
ちなみに、ウマ娘モチーフ馬でオークスを制したのは、1996年のエアグルーヴ、1997年のメジロドーベル、2006年のカワカミプリンセスの三頭だけです。モデル馬は牡馬が多いので仕方ないですが、改めて見ると少ないですね。
数少ないオークスモチーフ馬エアグルーヴの血が流れる馬、サウンドビバーチェ、ホウオウバニラ、ベルクレスタ、スターズオンアースと4頭が出走します。
ウマ娘血統一覧
1-1 ウォーターナビレラ(牝3、武豊・武幸四郎)
⇒母父キングヘイロー
⇒母母父マヤノトップガン
2-3 アートハウス(牝3、川田将雅・中内田充正)
⇒父父父グラスワンダー
3-5 サウンドビバーチェ(牝3、石橋脩・高柳大輔)
⇒父母母エアグルーヴ
3-6 サークルオブライフ(牝3、M.デムーロ・国枝栄)
⇒父父シンボリクリスエス
⇒父母父スペシャルウィーク
⇒父母父母父マルゼンスキー
⇒母母父タイキシャトル
4-7 ホウオウバニラ(牝3、横山典弘・安田翔伍)
⇒父母父エアグルーヴ
5-9 エリカヴィータ(牝3、福永祐一・国枝栄)
⇒母父フジキセキ
6-11 ベルクレスタ(牝3、吉田隼人・須貝尚介)
⇒父母母エアグルーヴ
6-12 ライラック(牝3、横山和生・相沢郁)
⇒父母父メジロマックイーン
⇒母母父フジキセキ
7-14 シーグラス(牝3、松岡正海・武藤善則)
⇒父ゴールドシップ
⇒父母父メジロマックイーン
⇒母母父タマモクロス
7-15 ピンハイ(牝3、高倉稜・田中克典)
⇒母父フジキセキ
8-17 ニシノラブウインク(牝3、三浦皇成・小手川準)
⇒父父シンボリクリスエス
⇒父母父スペシャルウィーク
⇒父母父母父マルゼンスキー
⇒母父アグネスタキオン
8-18 スターズオンアース(牝3、C.ルメール・高柳瑞樹)
⇒父母母エアグルーヴ
ウマ娘血統馬情報
ウマ娘血統馬12頭の情報を、簡単にですが、まとめてみました。
人気の順位や倍率は、レース前日土曜日の夜のデータです。
1-1 ウォーターナビレラ(牝3、武豊・武幸四郎)
⇒母父キングヘイロー
⇒母母父マヤノトップガン
人気はなかなか。現在6番人気、倍率11.0倍。
実は、1番枠馬は1976年にミツマサが勝ってから75連敗中。
阪神JFでは3着、チューリップ賞で5着、桜花賞でハナ差2着。
好走しても、勝ちきれないレースが続いています。
前回の失敗を活かして、金曜輸送で準備万端。
スクーリングも万全で、桜花賞の悔しさを晴らす準備は十分なようです。
ちなみに、ウマ娘おじさんレジェンドジョッキー武豊騎手と、武幸四郎調教師による、武兄弟コンビにとって3度目のGⅠ挑戦。
勝てば、JRA史上初となる『騎手×調教師で兄弟GⅠ制覇』になります。
さらに、幸四郎調教師は、2013年メイショウマンボでオークス制覇をしているので、勝てば史上4人目の『騎手と調教師の両方でオークス制覇』となります。
武豊騎手は1996年にエアグルーヴと制して以来、オークスで勝てていません。26年ぶりの勝利となるか!
ウマ娘プロモーター武豊騎手と、その家族にも注目すると楽しいですね。
2-3 アートハウス(牝3、川田将雅・中内田充正)
⇒父父父グラスワンダー
人気上位。現在2番人気、倍率6.6倍。
桜花賞は不出走も、前走の忘れな草賞で圧勝。
人気がグンと高くなりました。
初の左回りや長距離輸送など不安要素はありますが…
騎手にご注目!鞍上は、川田将雅騎手。
そうです、川田騎手はスターズオンアースに騎乗し、桜花賞を制しました。でも今回は、アートハウスに騎乗。スターズオンアースも出走するのに!
つまりこれは、川田騎手自身が、もしくは騎乗契約を管理するエージェントが「桜花賞馬スターズオンアースよりアートハウスの方が勝てる!」と判断したのではないでしょうか?
なんて思っていたら、会見で川田さんがこの選択の意味を説明してくれました。
「お母さんのパールコードに乗せてもらったけど、重賞を勝たせてあげられなかった。お母さんの代わりにアートハウスにGⅠを勝たせてあげたい。」
もうこんなん応援するしかないやん。
競馬は血と共に想いも繋ぐ素晴らしいスポーツですね。
選ばれた夢アートハウスの好走に期待です。
3-5 サウンドビバーチェ(牝3、石橋脩・高柳大輔)
⇒父母母エアグルーヴ
人気はかなり低め。現在18頭中14番人気、倍率56.1倍。
前走GⅡチューリップ賞では4着。1着とは、たった0.3秒差。
栗東所属で、これまでに東京や中山や新潟でレースをしていて、遠征経験は十分。
高柳調教師は「間隔があいて、馬も落ち着き成長した」と語っています。
地道に頑張ってきた伏兵の好走に期待ですね。
3-6 サークルオブライフ(牝3、M.デムーロ・国枝栄)
⇒父父シンボリクリスエス
⇒父母父スペシャルウィーク
⇒父母父母父マルゼンスキー
⇒母母父タイキシャトル
優勝候補。現在1番人気、倍率4.3倍。
桜花賞では4着と馬券に絡めず。
ただ距離ロスのある8枠出走で、1着とのタイム差は、たったの0.1秒。
桜花賞の結果は、まったく2歳女王の評価を下げなかったようです。
調教師の国枝さんは、2010年のアパパネ、2018年のアーモンドアイと2頭のオークス馬を育てた名トレーナーです。
勝てば、史上最多タイの『JRA牝馬限定GⅠで12勝目』を達成します。
去年のオークスジョッキーのデムーロ騎手、牝馬のプロの国枝調教師の力を借りて、阪神JF以来のGⅠ勝利に期待ですね。
4-7 ホウオウバニラ(牝3、横山典弘・安田翔伍)
⇒父母父エアグルーヴ
人気は最下位候補。現在18頭中17番人気、倍率108.8倍。
3分の1の抽選を突破して参戦したラッキーガール。
2016年、半姉のビッシュも抽選を突破しオークスに出走し3着と好走しています。
過去10年で抽選馬が馬券に絡めたのは、2016年のビッシュだけですが、そんな強運お姉ちゃんの妹らしくミラクルに期待したいですね。
5-9 エリカヴィータ(牝3、福永祐一・国枝栄)
⇒母父フジキセキ
人気はなかなか。現在5番人気、倍率10.2倍。
前走GⅡフローラSで1着。
優勝候補サークルオブライフと同厩。
つまり調教師は、牝馬のプロ国枝さん。
バッチリに仕上げてレースに挑んでくることでしょう。
去年の覇者ユーバーレーベンと同じ、縁起の良い5枠9番。
内も外も観察できる真ん中から出走し、高い操作性を活かして名手福永騎手に導かれた好走に期待ですね!
6-11 ベルクレスタ(牝3、吉田隼人・須貝尚介)
⇒父母母エアグルーヴ
人気は高くはありません。現在10番人気、倍率20.9倍。
桜花賞では7着に沈みました。
東京競馬場では重賞2戦で、2着と3着。得意としています。
先週のヴィクトリアMを制した同厩のソダシに続く勝利に期待ですね。
6-12 ライラック(牝3、横山和生・相沢郁)
⇒父母父メジロマックイーン
⇒母母父フジキセキ
人気は高くはありません。現在12番人気、倍率30.1倍。
桜花賞では16着と惨敗。
でも、GⅢフェアリーSでは、数か月後に桜花賞馬になるスターズオンアースを倒し1着。
ゲートの中で待つのが苦手な子なので、偶数枠なのはラッキー。
調教師の相沢さんは「牧場にいる時から、この馬について来られる馬なんていなかった」とライラックに惚れ込んでいます。
得意技の豪快な最後方一気に期待ですね。
7-14 シーグラス(牝3、松岡正海・武藤善則)
⇒父ゴールドシップ
⇒父母父メジロマックイーン
⇒母母父タマモクロス
人気は最下位候補。現在18頭中16番人気、倍率95.6倍。
今回唯一のウマ娘モチーフ馬産駒。
しかも、去年のオークス馬ユーバーレーベンと同じゴールドシップ産駒。
ゴルシ産駒は過去2頭、オークスに出走しています。
1頭は去年優勝したユーバーレーベン、もう1頭は2020年のウインマイティーで結果は3着。
さすが、スタミナに自信のあったゴルシの子らしく、3歳の若姫には未知なる長さの2400mの舞台で好走できています。
人気はかなり低いけれど、だからこそ、応援しがいがありそうです。
馬券的にも、かなりパンチの強い買い目になりそうです。
ウマ娘ファンのためにも、穴馬狙いの馬券師のためにも頑張って欲しいですね。
ちなみに、葦毛ウマ娘モチーフ馬3頭も血が流れていますが、この子の毛は鹿毛。茶色いです。
7-15 ピンハイ(牝3、高倉稜・田中克典)
⇒母父フジキセキ
人気は高くはありません。現在11番人気、倍率29.1倍。
桜花賞では5着。重賞未勝利の1勝馬。
でも去年優勝したユーバーレーベンも1勝馬でした。
オークスは過去3頭の1勝馬が勝利しています。
実績が乏しいからと言って、侮るわけにはいきませんね。
母父ジャングルポケットは府中2400mGⅠで2戦2勝、その血のチカラが発揮されるのか?
桜花賞でも結果は5着でも、トップとのタイム差はたった0.1秒。
実力は重賞馬ライバルと同じレベル、その証明ができるかに注目ですね!
8-17 ニシノラブウインク(牝3、三浦皇成・小手川準)
⇒父父シンボリクリスエス
⇒父母父スペシャルウィーク
⇒父母父母父マルゼンスキー
⇒母父アグネスタキオン
人気は高くはありません。現在15番人気、倍77.3倍。
「ニシノ」の冠名からも分かるように、馬主さんはニシノフラワーやセイウンスカイの馬主さんとしても有名な西山茂行さん。
名馬2頭のウマ娘化を許可してくれたことはモチロン、家族ぐるみでウマ娘を応援してくれている西山さん。ウマ娘ファンとしては、感謝も込めて応援したい所。
さらに、血統的にもウマ娘ファン向け。
4頭のモチーフ馬の血が流れています。
前走GⅢフラワーカップでは、9番人気で2着の好走。
実力もしっかり持ています。
ウマ娘馬主さん所有のウマ娘血統馬。
これはもう、応援するしかない!
頑張って欲しいですね!!
8-18 スターズオンアース(牝3、C.ルメール・高柳瑞樹)
⇒父母母エアグルーヴ
人気上位。現在4番人気、倍率7.4倍。
桜花賞勝ち馬。
桜花賞では、直線で不利を受けましたが、素晴らしい末脚で見事に差し切り勝ちを決めました。
ただ今回は、大外18番。タダでさえ未知なる2400mの距離。
距離のロスは無視できません。
ゲートは上手な子なので、いいスタートで枠順の不利を少しでも埋めたいですね。
唯一牝馬三冠に挑める立場。
桜の女王として、樫の女王の座も掴み取って欲しいですね。
コンの予想
コンの予想を発表いたします。
◎①ウォーターナビレラ(ウマ娘血統馬)
○⑥サークルオブライフ(ウマ娘血統馬)
▲③アートハウス(ウマ娘血統馬)
△⑮ピンハイ(ウマ娘血統馬)
△②スタニングローズ
桜花賞馬スターズオンアースを外しました。
大本命はウォーターナビレラです。
大騒ぎしたくせに、ウマ娘ファン大注目のニシノラブウインクや、ゴルシ産駒シーグラスは無印です。つまり、本気の予想という事です。
優勝候補を含め、12頭もウマ娘血統馬が出走する今年の優駿牝馬(オークス)。
とても楽しみですね。
では、今回はココまで。
おしまい。
ばいばい、またね。
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