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就活生よ、ジャンプ読め。

ジャンプの主人公には、色々と学べるところがあると思う、という話。

漫画いいですよね〜。最近ではBECKとか、BLUE GIANT SUPREMEとか、左利きのエレンとか読んで胸が熱くなりました。

熱くなっただけで終わらせず、僕がどうやって、何に熱くなったのか、どうやってストーリーを作ったのかなどメカニズムをメタ的に理解しようとしてしまうのがいいところであり悪いところでもあり。

「ジャンプの漫画を就活の自己分析に例えると」

ワンピースなら最初の村で海賊ばっかりの環境で】海賊=いいやつ、海軍=悪というの価値観がつくられる。片腕ちぎられたシャンクスに麦わらを託され、海賊王に俺はなる!(ドン!)というビジョンが生まれる。

ナルトは強大な敵に立ち向かうたびに修行編をはさみ、性質変化やら仙人モードやら尾獣モードやらを身につけ、敵を倒すという成功体験を得てで挫折やトラウマを乗り越えていく。

黒子のバスケでは現実世界でたかだか1秒の間にめちゃくちゃ内面を吐露するし、ジョジョ/ハンターハンターなんかは自分の能力を応用したり相手の弱点を戦いの中で理解し、敵を倒す。

それぞれの目標はちがうものの、鬼を狩ることを手段とし、仲間を求めて鬼殺隊という組織に入る。

自分がどんな体験からどんな価値観を持ち、どんな世界観を作りたいと思ったか。
行動にはどんな思いを持っていたのか。
過程にあった壁や葛藤をどうやって乗り越え、何を得たのか。
今、何ができて何ができないのか。
そんな自分がこの組織を手段とし、未来に何をしたいのか。

ほらね、ジャンプやん。

登場するキャラクタたちは一貫しているからこそ、人を魅了してやまないのだろう。
一般にキャラクターはそうやって設定や、背景を深くほって定義していくだろう。なんなら身につける能力とかも、パーソナリティとリンクしてる。

そんなキャラクターの持つ思想、生き様はとてもドラマチックで、僕らの感情を揺さぶる。

漫画と現実は違うけど、一つだけ同じところもある。

だが悲しいかな、残念ながら僕らの99.9%は漫画の主人公のような、天賦の才能がない。
夢を壊すようで申し訳ないが、僕らが漫画の世界に入るにはあと数十年先に、サマーウォーズのOZのような高度に発達したような電脳空間に意識をダイブさせ、仮初めの物語に没入するのが関の山だ。

けど、僕らにもたった一つだけ同じところがある。

それは、自分のストーリーを紡ぐことだ。
これは、常に自分が何者かを定義し、絶えず人に表現していくことが求められるこれからの時代には決して就活だけにとどまらない。

だがまず大きなものとして就活でこの要素に分けていくと、自分の人生における個々のエピソードとそこから導き出されるパーソナリティを抽出することになるんじゃないか。

自分との対話と他者からの客観評価に揉まれることでまとまり(抽象)と広がり(具体)を絶えず往復し、自己の輪郭をだんだんと掴みかけてくる。

まだまだ足りない、まだこれからだという人は上記の原体験-価値観-挫折-成長-成功-能力-意思 この一連のストーリーラインを好きな漫画の登場人物のいちキャラクターに見立ててやってみるといいよ。

既にある程度自分を知っている人も、引くほどやるといいよ。自分で考えたりエージェント、本番、友人など第三者視点を引くほど解像度を高め、一本芯の通ったストーリーラインをぶつけ、自分というキャラクターがジャンプの編集者もド肝抜くぜ、というぐらいまでやってみよう。

そうして出来上がった自分というキャラクターを説明できれば、きっとベストな仲間に出会えるはず。
もしもそれをやりきった上でマッチしないのなら、それは君が登場すべき世界線が違ったと言うまで。

ブリーチのオサレワールドにボーボボみたいなギャグ漫画キャラが出てきたらヤバいっしょ。

選ぶ中で、ばっちりここしかない、という納得のできる道が見つかるはずさ。

繰り返す。就活生よ、ジャンプ読め。
グッドラック👍

おまけ:自己分析手伝うよ

ここまで散文を書き連ねる人はドキッとしたヒトも多いんじゃないだろうか。
別に僕はプロフェッショナルではないが、言語化能力に長けているのでコーチング的なものとして人の話をきいたり、対話を通じてその人の前進をお手伝いしている。

もし興味あったらお気軽にどうぞ。






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