コーヒーを楽しみ始めた

おばんです。
最近コーヒーへ少しずつハマり始めました。

元々カフェが好きでコーヒーもそこそこ楽しみたい人間だった。
シェアハウスに手挽きのミルがあったこと、先日都へ出た時にたまたま豆を入手したことがきっかけ。
あと、アニメのチェンソーマンで主要キャラクターのモーニングルーティンにドリップコーヒーを飲んでいたシーンがあったことも起因する。

コーヒージャンクハマりつつある僕がわずかだが共有できれば。

よき1
あのガリガリの時間に所作を感じる

今まではコーヒーをカフェで注文してからサーブされるまでが待ち時間だった。
今、自分で豆を計り、湯を沸かし、その間にガリガリ挽いて、フィルターをセットして淹れる。
手間は何倍にも増えるのだが、案外この5分ぐらいが所作として愉しく感じる。
この表現が当てはまるのかはわからないが、何か心が落ち着くし、前向きになる。
コーヒーを飲むための手段であり手間でなく、この行為そのものが充足感を得ている。これがコンサマトリーってやつか。

特に朝、今までなんとなく8時40分ぐらいに動いて自分のスイッチがだんだん入っていく感じだったが、8時半ぐらいにこの仕事前の一杯に心が切り替わっていく。

なんとなく良き。

よき2
豆の違いを楽しめるようになってきた

ウイスキーとかワインとかもそうだが、コーヒーも実に種類が様々。
産地、焙煎、なんやらかんやら。

今まではカフェに行ってフルーティーだとかコクだとか酸味だとか講釈をバリスタの方に垂れていただいても、全くわからなかった。
雰囲気を楽しんでいればよかったというか。

今、自分で豆を調達し、器具も自分で選び、温度、時間、挽き目の荒さなども全てコントロールするようになって、初めてきちんと豆と向き合えるようになってきてる。

次は挽き目を細かくしてみようとか、ドリッパーを違うのにしてみようとか、それで変化する味わいの機微を感じ、愉しむ。
マニアってほどじゃないけど、無印の豆、カルディの豆、仙台のどこそこのお店の豆、産国など、自分の日々のアンテナに引っ掛かるようになってきた。

次は地元のコーヒー屋さんで豆を調達してみるぞう、なんて。

まだ道は始まったばかり。

近年サウナなどを〇〇道ど名づけ、流派を定めたり原点回帰をしたりなんて色々と盛り上がっている。
世界中に広がっている趣向品としてのコーヒーは、きっと長い間多くの人がより美味しい、より豊かなひと時をもたらしてくれる一杯を求めて向き合ってきたからこそ、多くの人の日常に寄り添うものになったのだろう。

自分もその末端の末端でいち消費者だけであった世界から、一歩踏み出し、くるりと反対を向いたのだ。
別にこれで商売をしようなんて気はさらさらなけれど、せっかく道具があるのだからふとした時に誰かの肩の力を抜けるような、心を温める一杯を注げる人間でありたいと思う。

道は始まったばかり。

最後に、自分が揃えてみたやつをメモる(アフィリエイトじゃないよ)

お家にあったやつは十年ほどの年季が入ったカリタのやつだった。
いくつか調べてみて、このTimemoreというものが評判良さげでゲット。
あのバルミューダから出ているミルもこちらの製品をOEMしたものだそう。

無印で買った豆を早速こちらで試してみたら明らかに味わいが変わり、ハッと顔を見上げた記憶。

origamiドリッパーは、その名の通り折り紙のような形をしたドリッパー。
お湯の通りが良くなるそうで、これも味わいに結構変化が出るそう。

日本人で世界一のバリスタになった方も使っているということで、一躍有名になったそう。

注ぐ湯量も非常に重要になってくる中で、家にあるホーローのポッドではどうしてもお湯を一定に注ぐのが難しかった。
そしてこちらのドリップカップを使ってみたら一目瞭然。糸のように細く一定に注ぐことができるので、コントロール力がめっちゃ上がった。

まぁ器具はピンキリなので求め始めたらキリがない。
こういったベーシックなものがあればなんでも良いのだ。

これみてもうちょい淹れ方のいろはを試してみるよ

井崎さん(さっきの折り紙のやつも彼)式の淹れ方を手本に、もうちょい試行錯誤してみよう。

そんな感じで、日々を豊かに暮らすささやかなスパイスとしてのコーヒーの道に踏み込んだ話でした。

それではまた。

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