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中国上海 アート旅 ー 3日目 日曜日の暑くて熱い街

3日目は、夏休み中の日曜日ということもあり、市内はどこも賑やかで多くの人々で溢れていました。とにかく暑い一日でしたが、静安寺のちょっと奥まったところでの静かなひととき、歴史的な建造物や美しい並木道と派手なモールとのギャップ、など上海らしい多彩な魅力を体感した1日を振り返ります。


ホテルから歩いて静安寺へ、およそ2Km、30分ほどです。2Km歩く事など普段ならなんともないのですが、連日の暑さは好奇心すら奪い去ろうとします。

ホテル前の茂名南路(Mao Ming Nan Lu) を北に、最初の角の长乐路(Chang Le Lu)を左へ

ホテル前の茂名南路(Mao Ming Nan Lu)

花園飯店の正面は錦江飯店 上海の老舗ホテルの1つ

富民路を右へ
ジグザグと北東に進みます。

道によってはまだまだローカルな店も

地下鉄 常徳路(Changshu Rd.)駅を渡ると静安公園
日曜日だからかたくさんの人が集まりダンスをしています。

池のほとりにはカフェ
The Gallery

公園の池のほとりのカフェ
上海のお店はどこも朝早くから開いています

公園を抜けると静安寺です。

静安寺

静安寺でまず目につくのは法堂です。この建物は屋根が黄金の瓦でできており、美しく光り輝いています。明時代の建築を模しており、中国の伝統的な建築様式でできていて、門と法堂がつながっているのが特徴で、境内の各所で仏様や動物をモチーフにした金色の像を見られます。

下からお金を投げていました
背後には高層ビル

中国最大の玉仏像
静安寺の最大の見どころは、本殿にあたる大雄宝殿に祀られた中国最大の大きさを誇る釈迦牟尼の玉仏像です。すべて翡翠(ひすい)で作られており、その大きさは高さ約4m、重さ約10トンと中国で最大の大きさを誇ります。目の前で見るとその大きさに圧倒されますが、柔和な表情を見ていると、不思議と心が穏やかになる力を持つ仏像です。

たくさんのお坊さんが修行に来るので生活部分も巨大です

久光百貨店

久光百貨店(Hisamitsu Department Store)は、地下鉄2号線の「静安寺」駅と直結しているデパートです。静安寺に隣接しています。外資系・日系含め、お馴染みのブランドはほぼ入っています。地下の飲食店もとても賑わっていました。

地下のカジュアルな飲食店街はいつも混雑

地下鉄で南京西路へ
地下鉄2、12、13号線「南京西路」駅11号出口を出ると、石門一路の向こう側にスターバックスの建物が見えます。

STARBUCKS RESERVE ROASTERY Shanghai

2017年12月にオープン、世界で2番目できて、最上級の大きさです。いつも大行列だということですが、この日は暑かったせいかそこまで並んでいませんでした。

地下鉄で新天地駅へ
一大会址・新天地駅 6号口 から徒歩4分ほどで新天地南側へ

新天地

一大会址・新天地駅を出たところ

新天地(Xintiandi)は、石庫門(シクーメン)と呼ばれる古い建物を再開発し2000年にオープンしました。伝統的な中国建築と現代的な商業施設が融合した長く人気のエリアです。

新天地の歴史と再開発

新天地の魅力はの石庫門とは、19世紀から20世紀初頭にかけて上海で一般的だった伝統的な住宅建築様式です。かつての古い街並みを保存しつつ、現代的な再開発を行うことで、人気のエリアとなりました。

周辺にはデパート、モールも増えました。

駅のそばの古い住宅は修繕か建て替えか、という感じで入ることができなくなっていました、残念です。

豫園へ移動します。
地下鉄で10号線で豫園駅へ徒歩5分ほどで豫園です。

豫園

豫園は明の時代の庭園です。1559年から1577年にかけて潘允端が父のために18年かけて造営しました。清代初頭には荒廃しましたが、1760年に再建されました。現在の豫園は、1956年に整備され、1961年に一般公開されました。

敷地の一部は分割され、豫園商城と呼ばれる当時の趣ある商業エリアとして開発されています。細い路地には明清時代を再現した朱色の艶やかな建物が並び、小籠包やお茶などの飲食店やお土産屋が軒を連ねています。中国らしい雰囲気が残る上海指折りの観光スポットです。

小籠包の名門

あまりの暑さで、小籠包の行列に並ぶ元気も、豫園商城の狭い店先探索を楽しむ元気も何もなく、一旦ホテルで休息することにしました。

一旦ホテルへ
地下鉄10号線で豫園駅からホテルのある陝西南路駅(Shaanxi Rd,)
ちょっと休んで、今度はホテル周辺の淮海中路を散歩です。

淮海中路(Huai Hai Zhong Lu)

淮海中路(Huai Hai Zhong Lu)は、上海の中心的な繁華街の一つです。西蔵南路から崋山路までの約5.5Kmにわたるこの通りは、美しい並木道が特徴的で、地元の人や観光客で賑わっています。

イベントには撮影スポットが用意してあり、どこも写真撮影のための行列ができていました。

この通りは、かつてのフランス租界の主要道路の一つとして知られています。特に東部はフランス租界の最大の土地であり、商業や住宅区が形成されました。1914年まではこのエリアの開発に限られていましたが、1920年代に入るとフランス租界は西へと拡大し、大規模な高級住宅区が誕生しました。

3日目終わり

歩いてホテルへ



日本の散歩はFound Japanで


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