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1歳だからできることを全部やる!「やってよかった」最高の1st Birthdayの過ごし方《後編》

 1歳のはじめての誕生日を、自宅で「1歳だからできること全部やる」「思い出を形に残す」というコンセプトで準備をしてきたyuminanagiさん。(詳しくは《前編》を御覧ください)

 迎えた当日。
 後編では、バースデー当日の模様をお届けします!


Step3:お誕生日当日は家族みんなで全力でお祝い♡

 フォトグラファーのYumiさんが自宅に到着すると、キョトン顔の息子くんがハイハイでお出迎え。
 さっそく、事前に相談していた「ファーストアート」からスタートです。

「トントンって叩いてみて」
「ほら、こうやって」

 と、ママとパパが実践してみせると、息子くんも小さなおててで、ビニール袋の上からキャンバス上の絵の具をプッシュ。

 もちろん、その様子もYumiさんがこまめに撮影していきます。

yuminanagiさん:
 最初はファーストアートは撮影中にはできないかなと思って、事前にやっておこうと考えていたんです。
 そしたら、事前の打ち合わせでYumiさんが「せっかくなのでやっているところも撮りましょう」と提案してくれて。最初にやって、絵の具を乾かしている間に、選び取りや一升米など他のイベントをやって、最後にできあがったファーストアートと一緒に撮ればできると、当日のフローも提案してくださいました。
 おかげでファーストアートをやっているところも諦めることなく撮影してもらえたのが嬉しかったです。

 

fotowa / Yumi_Photo

 小さな画伯の初作品は、こうして完成したのでした。

 Yumiさんの提案どおり、絵の具が乾く間に、お次は一升餅ならぬ一升米。
 付属のリュックに小袋に入ったお米を入れて、紐の長さを調節したら、息子くんに背負わせてみました。

「泣いちゃうかな(笑)」

 と、心配と期待が入り混じったママやパパの眼差しもなんのその。
 息子くんは、リュックを背負ったままズンズンとハイハイしながら、Yumiさんのカメラに近づいていく力持ちでした。

「すごい、すごい!」と手を叩いて喜ぶママ・パパの声にちょっぴり得意げな息子くん。
 Yumiさんもシャッターを切りながら一緒に笑顔がこぼれます。

 続いては、リュックの中のお米の小袋を広げて「選び取り」の時間。
 Yumiさんにお米を並べる位置や、息子くんにどこからハイハイをスタートしてもらうかを調整してもらいつつ、いざスタート!
 一目散に進んで、ちょっと悩んだ末に息子くんが手にとったのは「料理人」でした。

「料理人かぁ〜」と、苦笑するパパ。
「食いしん坊だからね」と笑うママ。

yuminanagiさん:
 本当は「世界に羽ばたく」っていう選び取りの小袋があって、それを取ってほしくて真ん中に置いていたんですけど「料理人」でしたね(苦笑)。
 世界で大活躍してほしいとまでは思わないですが、わたしたちも英語を使う仕事をしていて、いろんな国籍や文化に触れ合う良さを知っています。できれば将来、世界の人たちと交流して視野を広げてほしいなとは思っていました。
 でも食べるのが大好きで、食へのこだわりが強いので、もしかしたら本当に料理人になるかも。そしたら、いつか作ってもらおうと思います(笑)。

 重たい一升米を背負ってハイハイしたし、全力疾走で選び取りもしたし、そろそろお腹が空くころ。おやつには最適ということで、ママが手作りしたスマッシュケーキと赤ちゃん寿司をテーブルに並べて、記念写真。用意していた造花も置くと、シンプルながらおしゃれで華やかなテーブルになりました。
 もちろん、そこにはファーストアートも一緒に飾ります。

fotowa / Yumi_Photo

 パパもママも一緒に3人で写る記念写真。
 自宅だからこそ、リラックスした自然な笑顔。

 スマッシュケーキを、美味しそうにモグモグたくさん食べて満足そうな姿も、ママに抱っこされて嬉しそうなお顔も、パパに抱っこされてペチペチとパパのお顔を叩いちゃう姿も、パパ・ママの愛おしそうな眼差しも、余すことなく「1歳のお誕生日」を写真に残すことができました。

fotowa / Yumi_Photo

yuminanagiさん:
 大事にしたかったことは2つありました。
 ひとつは、普段どおり息子らしくいれること
 もうひとつは、家族3人で一緒にやること

 私は子どもの頃、記念写真といえばスタジオで撮ってもらって育ってきました。
 でも「これ、いいな」と思う写真は、取り繕っていない表情とか素の表情だったりするんですよね。
 そういう素の表情をしている写真が1番、何度も見ちゃう
 自分の目でもみていたけれど、この子がどんな表情だったのか本人にも見せたいし、きっといつも見たくなるから、自分たちのためにも残したかったんです。

 こうして、撮影時間の1時間はあっという間に過ぎていきました。
 1歳ならではのイベントも全力で笑ったり手を叩いたり「家族3人で一緒に」味わったはじめてのお誕生日。

yuminanagiさん:
 すごく楽しかったです。
 誕生日らしくて、緊張もせず、心の壁をつくることなく撮影してもらえました。
 いろんな表情を撮ってくれて、わたしたちだけでは気づけない細やかなアドバイスもすごく助かりましたし、息子にも優しく声をかけてくれて親近感も持てました。
 写真の納品も早くて、もう「めっちゃかわいい!」って夫と言いながら、すぐにダウンロードして祖父母に全部送りました(笑)。
 おかげで「誕生日にいろんなことやったんだよ」って伝えられました。

 おじいちゃん・おばあちゃんにも、お誕生日の1日が楽しい思い出になったことがきっと伝わったことでしょう。

これから1歳誕生日を迎えるママへ

 最後に、yuminanagiさんに1歳のお誕生日をどうやってお祝いしようか、悩んでいるママへのアドバイスをいただきました。

yuminanagiさん:
「やりたいな」と思ったことは、やった方がいいと思います。
 親のエゴかもしれないけれど、わたしは準備も含めて、全部が楽しかったし、いい思い出になりました。だから、ぜひ皆さんにもやりたいことを全部やってほしいと思います。

 1歳だからこそ盛大にお祝いしたい誕生日だと思うし、それができるのは自宅だからだとも思います。
 大人になるにつれて、自宅で撮影する機会はどんどん減っていくと思うので、貴重な機会だと思うんです。ここで育ったんだな、この場所でお祝いしたんだなって残りますしね。
 そうやって撮った写真が、この子のお気に入りの写真になってくれたら嬉しいです。

「出張撮影」は1歳の今だからこそ選べる選択だとだと思うので、1歳のお誕生日こそ、出張撮影をぜひオススメしたいです。

 はじめてのお誕生日、この日しかできないことと、この日に目にした表情を、ずっと思い出に残るように。
 ぜひ、これから1歳のお誕生日を検討しているママ・パパたちも、家族で一緒に楽しみ尽くす最高のお誕生日をぜひ検討してみてくださいね。

撮影したフォトグラファー

Yumi_Photoさん

fotowaフォトグラファー:Yumi_Photoさん

 1歳バースデー撮影のご相談をいただく時は、どんなイベントをしようか、毎度お話をしています。「イベントは考えていません」という方がいたり、「どんなイベントがあるか知りたい」という方がいたり、「これとこれとこれもやりたい!」って、たくさん考えている方もいて様々です。

 お話しする中でママの写真の好みがわかってくるので、「それだったらこれも撮ってみない?」と提案することも。

 1歳は、歩き始める子もいたり、はいはいする子もいたり、周りのものを見て触って知らないものをどんどん覚えていく時期だと思います。
 歩き始めのヨチヨチは本当に一瞬で、数ヶ月すると気がついたら走っています(笑)。

 1歳のバースデーフォトは、そういう一瞬とパパママを一緒に撮れるいい機会だと思っています。

 今回は、ママがたくさんのイベントを考えていて、ファーストアートも事前にすると言うので、「それはもったいない!撮りましょう!」「こうしましょう」という感じで、イベント盛り盛りの日にさせていただきました。

 当日はパパとママが準備万端にしてくれていた事もあり、考えていた事を全部写真に残すことができて良かったです。
息子くんが食いしん坊と聞いていたので楽しみにしてたのですが、食べる手が止まらないので期待通りでした! クリームだらけのお口まわりや小さな手、美味しいバンザーイ! も撮れました。

今の息子くんを残す、今のパパを残す、今のママを残す。という気持ちで撮りました。
「パパとママはこんなにたくさんのイベントを用意してくれたんだよ」という事実と、それにどんなリアクションをしたのか。
目で見ると一瞬の出来事も写真に残すといつまでも見ることができますよね。
「こんな顔してたんだ!」とか「いつも通りの表情が撮れてる」などお客様の声を聞くと、本当に嬉しくなります。

 そういういつでも思い出せるような「生きた写真」を残すお手伝いができるように、今までもこれからも心がけて、撮り続けられたらと思います。

Photographer:Yumi_Photo
https://fotowa.com/photographers/yumiphoto

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何度でも見返したくなる写真を、
あなたに、子どもに、家族に。「fotowa


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