頑張らなくても頑張れちゃう(1年 #82 齋藤 眞央)
入部から半年が経過し、大きな期待を背負う新一年生。
これまでのサッカー・フットサルとの関わり、大学でFORZAを選択した動機、今後の目標を語ってくれました。
3人目は、#82 齋藤 眞央(さいとう まお)です。
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こんにちは、マネージャーの齋藤眞央です。
長くてまとまりのない文章ですが、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
私がこれまで、どのようにサッカー・フットサルと関わってきたか。私は今まで、ピアノ、習字、サックス、和太鼓、バレー、テニス、などいろいろ広く経験してきた。
その中にサッカーはなかったが、父がサッカー好きで、二人の弟がサッカーをしていた。弟の試合を応援しに行くようになって、気づいたらサッカーを見るのが好きになっていた。サッカーが好きといっても好きなチームがあるわけではないし、推しの選手がいるわけでもないけれど、サッカーを見るのはなんか楽しくて好きだった。
フットサルに関しては、年に数回開催される弟のフットサル大会を応援しに行くぐらいで、それだけだけど、サッカーよりスピード感があって展開が早いフットサルを見るのは楽しみだった。
高校で進路を考え始めてから、サッカーに限らずスポーツを見ることが好きだからスポーツにかかわる仕事がしたいと思って公認スポーツ栄養士になりたい!と思ったこともあった。
次に入部した理由について、私がFORZAを知ったのは友達と学食に並んでいるときで、FORZAの先輩にチラシをもらった。
そこには「日本一を目指す環境がここにある」と書かれていて、映っていたマネージャーの先輩がかっこよくて、きらきらしていて、興味がわいてきて、新歓フットサル大会に友達と行ってみた。
高校時代は吹奏楽をしていたから、吹奏楽をやりたい気持ちもあって、一か月ほど悩んでいた。さすがにどっちにするか決めようと思って三回目に見学に来た時、一緒に来ていた幼馴染に背中を押されて、その場で入部した。
私の個人的な感覚だけど、なんとなく楽しいサークルに入ったらその時は楽しいかもしれないけど、将来、大学時代を思い出して楽しかったなって思えるのは、本気で向き合った部活だと思う。今こんなに全力で充実している毎日を過ごせている私を、あの時決心させてくれた友達には感謝している。
そんな私の今後の目標は、
「日本一のチームにふさわしい、日本一のマネージャーになる」
入部したてや、つい最近までそんなこと思っていなかった。スーパーマネになりたい!とはずっと言っていたけど。
やる気はあったし、本気でやっていたし、成長するために自分なりに必死にやってきた。でもピッチでプレーしない私の頑張りは日本一に直結しないからと、どこか他人事だった。
先日九州リーグのあとに眞崎と下赤所と話していて、眞崎が「俺らの代で大学日本一になったら、眞央ちゃん日本一のマネージャーやね」って言った。
何気ない一言だったとは思うが、それまで私は同期の一年生たちが日本一を意識しているように感じていなかったから嬉しかったし、私も一緒に日本一を目指したいと思った。
単純に、「日本一のマネージャーって最高やん!!!」って思ったし、そんな未来を想像するとめちゃくちゃわくわくする。
そんな風に日本一のマネを目指すと決めた私だが、いったいどんなマネが日本一のマネだろうと考えた。
考えて考えて、まだ答えにたどり着いてはいないが、少しずつやるべきことというか、やりたいことが思い浮かんできた。
選手たちは部活中でも部活外でもずっと努力しているのに、マネージャーが何もしなかったら選手のレベルだけ上がってマネージャーは現状維持にしかならない。食事、テーピング、アイシング、まずはできることから何でもやってみようと思っていろいろ試行錯誤しているところだ。
よく頑張りすぎみたいなことを言われるけど、私はきついと思っていないし、頑張ろうと思わなくても頑張れちゃう。それくらいFORZAが好きってことだと思う。
私は実は涙もろくて、ベンチに入っているとき、チームのために最後まで戦っている選手たちや、ベンチから必死に声を出している選手を見て泣きそうになる時がある。
先日の全日本選手権の決勝戦の後半、私はカメラマン担当だった。
試合が終わってから並んでいる選手たちを撮りながら、少し、泣いていた。
まだ入って数か月の、トップ帯同でもないマネが泣いていいのかな、私が泣いたら選手が負担に思うかな、なんて思ってしまった自分に少しがっかりした。
でも、インカレの時はよく分からずに応援して、負けて、何となく悔しいぐらいだったけど、今回の選手権は違った。本気で勝ちたかったし、前日は緊張して寝られなかったし、負けてめちゃくちゃ悔しかった。来年は絶対勝ちたいと思った。
気づいたら生活の中心は部活になっているし、頭の中はFORZAだらけ。
いつか大学日本一になれた時、適当なマネージャーだったら恥ずかしいし、心から喜べないと思うから、私もみんなと一緒に日本一を目指したい。そのためにできることは何でもするから、選手たちは私たちにもっと要求して、頼ってほしい。
だって私たちはFORZAのことで何時間も語れちゃう、FORZA愛がでっかいマネージャーだから。そして来年は絶対に、先輩たちが経験した全国の舞台に立ちたい。
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