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最高の選択(4年 #87 立石 彩華)

進学・就職を目前に最後の最後まで活動を続けた、今年の卒業生6人。
逆境を乗り越え、チームの軸としてFORZAを支え、卒業前最後の大会では、創部初となる大学日本一の達成に導く活躍を見せてくれました。
そんな彼らが、4年間の経験や思いについて綴りました。ぜひお読みください。
2人目は、#87 立石 彩華(たていし あやか) です。

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こんにちは、マネージャーの立石彩華です。満理奈さんが卒業して3年。気づけば自分が卒業する立場になっていました笑。拙い文章ですが、最後まで読んでいただければ嬉しいです。

私は昨年の8月末にFORZAを引退しました。今年の1月から同期のお誘いもありジンガフットサルクラブにお世話になることにしました。社会人でもフットサルのマネージャーを続けている姿を、大学1年生の私にはきっと想像できませんでした。
それくらいこのFORZAで過ごした4年間は最高に楽しくもあり、また苦しくもある濃密な時間でした。


そもそも、私は長大生ではありません。
「自分が運動することは好きだけど、バイトとの両立はできない気がする。だったらマネージャーでもやってみよう!長大は近所だし、サッカー観戦は好きだし、室内で汚れることもないし、なんか楽しそう。」ただそんな単純な理由でした。

入部当初は、他大だということもあり「(前にいたマネージャーと同じで)男目的だと思ってるから(イメージを)変えれるように頑張って」と厳しい言葉を先輩から言われたこともありました。
最初から大きなフィルターをかけられているため、他のマネージャーの先輩よりももっともっと頑張らないといけない、先輩マネージャーの背中を見て必死に仕事を覚えました。

2年生になるとマネージャーが私1人になり、誰か新しいマネージャーの子が入ってくるだろうと期待していましたが、1人も入部することなく1年が過ぎました。また、この年に幹部の会計部長の役職をいただきました。
部のお金を管理することは簡単なことではなく、計算が苦手な私には苦手なポジションでした。それに加え、FORZAはトップ・サテライトと2チームあるためどちらの試合も帯同していました。
正直、精神的にも身体的にも経済的にも本当にきつかったし、苦しかったです。


なぜ、辞めなかったのか。それは、「選手やみんなのピッチ内外で輝く姿が大好きだから。」この時は、今のFORZAのようにスタッフが沢山いる状況ではなく、奏太さん、健さん、私だけでした。
だから、今自分自身が抱えてる仕事を選手がすると考えるとすごく負担がかかってしまう…そんなことはできないと思ったからです。(だから、今はスタッフが多くてちょっぴり羨ましい)

去年、静岡県で行われた全日本選手権全国大会のベンチで隣にいた裕介さんが「たていし、やっと来れたね」と言われた時はまだ試合前なのに泣きそうになりました。流石に堪えましたが笑。
やっと、やっと全国の舞台に来れた!ここまで一緒に頑張ってきてよかったと強く感じました。
辞めたいと思うことは、過去になってしまえばそんなこともあったなぁという一瞬の出来事、しかしそれを乗り越えて得た経験は一生忘れられない思い出になると感じました。

人生にはたくさんの選択肢がある中で、FORZA入部という選択は私にとって初めて出会った人生の岐路であったことは間違いありません。この最高の選択は、私の人生をより豊かにするためのチャンスでした。
新しいことに挑戦したり、試練だと感じることを乗り越えることで自分を成長させ新たな可能性を見つけることができました。
スポーツに熱くなる楽しさ、フットサルの魅力について知ることができたのは、間違いなくFORZAのみんながいたからです。
大学生活で一番長い時間を過ごしていたため、同じ大学がよかったなぁとたまに思うことがありました(笑)。それくらいFORZAが大好きです。


最後に、卒業された先輩方・同期・後輩のみんなへ
4年間同じ部活の一員として迎え入れてくれて、本当にありがとうございました。卒業しても、ジンガのマネージャーとしてフットサルにしっかり関わっていきたいと思います。会場で見かけたら是非声をかけてください 。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。今後も長崎大学フットサル部FORZAに変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。
また、ジンガフットサルクラブの応援もよろしくお願いします。

#87 立石 彩華(たていし あやか)
学年:4年
学部:長崎純心大学 人文学部地域包括支援学科
出身県 / 出身校:純心女子高等学校 / 長崎県

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