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モデルでありながら歯科衛生士。異例の肩書きをもつカリスマ、とみいの現在。

マネージャーの松井です。

今回は “モデル”と“歯科衛生士”、二足のわらじで活動するとみいに密着
歯科衛生士を目指したきっかけやお仕事についてお話していきます!

とみい
1995年8月16日生まれ (28歳) 埼玉県出身。現役の歯科衛生士でありながら、モデルやSNSでの活動を行う。 2020年美容師が選ぶサロンモデルNo.1 に選ばれ「WWD BEAUTY」にて表紙を飾る。落ち着いた雰囲気や自宅がおしゃれなこともあり、ライフスタイルが反響を呼び同世代の女性を中心に注目を浴びている。

──歯科衛生士を目指したきっかけは?
色々なことに興味を持つタイプだったこともあり、なかなかやりたいことが定まり切らず、高校3年生のギリギリの時期まで進路に悩んでいて...。美容師やエステティシャン、栄養士など自分が興味のあるものを数個にまで絞って並べてみて、最後の最後は友達とあみだくじをして....歯科衛生士を引き今に至ります...!笑

思っていたよりも、資格取得のための勉強は大変でした。
専門学校にも3年間通って国家試験を取得し、頑張りました!

働いてみるととてもやりがいのあるお仕事で、気付けば専門学校卒業後の21歳からずっと歯科衛生士をしているので、社会人歴も7〜8年ぐらいになりました。
結構もう割とベテランなほうじゃないかと思います!笑

──モデルのお仕事をはじめたきっかけや、歯科衛生士との両立方法を教えてください。

就職と同時に上京してすぐ美容師さんにサロンモデルのお声がけをしていただいたのが始まりでした。その当時は休みの日に4ヶ所の美容室をまわって月に30ヶ所以上の美容室でサロンモデルをしていました。そのおかげで知っていただく機会が増えファッションや美容など色々なお仕事をいただくようになりました。

現在は有難い事にモデルのお仕事も増えてきましたが、それまでは本当に週5で歯科衛生士をして、休みの日や仕事終わりにサロンモデルとかをしていました。
そのためほとんど休みの日は全部モデルのお仕事に使っていました。
でも、今の若いうちにもっとモデルのお仕事を増やしたいと思うようになって、医院に相談し勤務日数を少し減らして歯科衛生士のお仕事ををやっています。

シーボン アンバサダー


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──歯科衛生士を辞めたいと思ったことはありますか?

一度決めたことを途中でやめるっていう選択肢が私のなかであんまりなくて、学生時代のバイトも5年間ビッグボーイで働いてました(笑)
だからこそ歯科衛生士の仕事も絶対辞めたりとか、そもそも辞めたいと今まで考えたこと無いですね〜。
しかもあんなに頑張って勉強して資格取ったから、もったいない気もしちゃって、今のお仕事と歯科衛生士のバランスがちょうどいい気がしています。
完全に辞めたら戻らない気もしちゃいます。

──どのような働き方をしていますか?

もともとは院内にいて、来院された方に治療をしていたのですが、今は完全に訪問歯科のみで、何らかの理由で通えなくなった方のお家や、高齢者施設とかに行って治療や歯磨きをしています。

8時半出勤で、急患が入ったり長引いたりすると残業があって20時くらいになるんですけど、だいたいは18時半には終わります。
基本的には曜日で患者さんの場所など決まっていて、歯科衛生士の乗った車が4台とか出ていて、それぞれのチームで様々な方面に出向くような感じです。
もちろん新規の患者さんもいます。

──とみいさんもその車に乗って、色々な場所へ行ってるのですね!

都内だけじゃなく山道を走ったり、都心から離れた患者さんのもとへもよく行きます!

──やりがいを感じる瞬間はありますか?

お口の中の問題や、人に口の中を見られるって普通は嫌じゃないですか、皆さん。
でもそこを任せてくれていて、しかも訪問歯科でお家に行くのは更にパーソナルな部分に踏み込ませてもらっているという感覚があるし、患者さんからすると毎週来て歯磨きや治療を任せるって、きっと自分の生活の一部になっているかと思うので、とにかく人と人との距離が近いなと思います。
仲良くなる患者さんは最初は歯科に対しての恐怖心や苦手意識があっても
毎週楽しみにしてくれる方や、名前も覚えてくれる方がいて温かい気持ちになります。
そして高齢の方や1人で暮らされている患者さんは、週に1回少し話すだけでもすごく喜んでくださるので日々やりがいを感じています。

──素敵なお仕事ですね。とみいさんは今後も歯科衛生士のお仕事は続けられますか?

そうですね。今はやめるつもりはないです!
例えば今後、結婚して子供が出来てなど環境が変われば辞める可能性もありますが、歯科衛生士のお仕事は自分に合ってる気がします。

──歯科衛生士のお仕事を生かして今後やりたいお仕事や夢はありますか?

歯に関連するグッズのプロデュースなどには興味があります!
例えば、薬局などに売っている歯ブラシとかって見た目重視というよりは
ヘッドの細さなど(もちろん大事ではありますが)どちらかといえば機能性重視だと思うので、もっとインテリアに寄り添った歯ブラシとかもあったらいいのになと思うことがあるので、洗面所に置いていてテンションが上がる歯ブラシとかつくれたらいいですね。

──では最後に、歯科衛生士のとみいさんからのメッセージはありますか?

現在私が診ている患者さんは高齢の方が多いのですが、今の若い私達は“歯があるのが当たり前”という感覚だと思うんですけど、おじいちゃん・おばあちゃんたちは『本当に若いときから歯を大事にしておけばよかった』って口を揃えて言っているので、若い世代の方はとくに自分の歯の大切さや歯周病・歯肉炎とかに対して、歯医者が苦手な方でも、もうちょっと自分の歯について向き合って、歯医者さんに行くなどメンテナンスを意識してほしいなと思っています。

歯周病は高齢の方がなるものだと思っている方が多いのですが、成人のなんと7割が歯周病と言われています。
虫歯がなかったり痛くならないと歯医者に行かないなど、最近は歯医者に対して苦手意識をもっている方が多いです。
自分の気づかないうちに歯周病が進行してしまい、いずれ歯を失うことにもなりかねないので、そうならないためにも定期的な検診はとても大事です!

──今後、SNSなどでも歯に関する情報を発信してほしいです!

過去に一度YouTubeで歯の磨き方や歯周病について話したことがあるのですが、その動画を出したときにDMなどで、『私も歯科衛生士です』って言ってくれるフォロワーさんも複数いて、同じ歯科衛生士の方が多く見て下さっているのが嬉しかったです!

そして、昔から応援してくれているファンの方で、「とみいちゃんを見て歯科衛生士になろうと思いました」って言ってくださる方がいたのですが
最近のメッセージでは、今はもう歯科衛生士として働いている
みたいで、私がきっかけで目指してくれて、更には実現までされていて…
誰かの人生のきっかけになっているという事がとても嬉しく感慨深かったです。

あとは岡田を追え!!の岡田さんとのコラボ企画で、岡田さんの歯を正しく磨くという動画もご一緒させていただいているのですが、好評いただき私が歯科衛生士であることを知ってくださる方も多くいて嬉しかったですね。

今後もまた、YouTubeなどで久しぶりに発信したいなと思います。

(松井)
日頃よりとみいちゃんと様々な会話をしますが、歯科衛生士のお仕事について、ここまで詳しくお話を聞けたのは私も初めてだったので
今回のインタビューを機に、まだ知らない“とみいの一面”を知ることが出来ました。

沢山の知識とキャリアがある同世代の言葉には説得力があるので、もう少し自分の歯と向き合っていきたいとも思いました。
そして今後、歯について不安がある時は一番にとみいちゃんに相談したいと思いました(笑)

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