「受賞者から学ぶ販促コンペの勝ち方」 #FOR YOU NIGHT4
こんにちは！ FOR YOU PRチームです。
4月15日に第4回目となるFOR YOU NIGHTを開催いたしました。
FOR YOU NIGHTとは毎回ゲストを招き、広告関連のテーマやコンペへのアプローチ方法などを学ぶための勉強会です。
第4回は「受賞者から学ぶ販促コンペの勝ち方」 と題して、昨年「初日の電」のアイデアで受賞された丸山 優河さんと吉田 彩音さんをゲストでお招きし、“販促コンペの勝ち方“や“アイデアの出し方“について教えて頂きました。
今回もダイジェストにて当日の様子をレポーティングいたします。
株式会社プラップジャパン 戦略企画部 シニアプランナー
2016年、PR会社プラップジャパン入社。
アカウント担当を経て、現在プランニング業務に従事。
インサイト重視の企画と、PRの知見を組み合わせたコミュニケーション設計を心がけている。
株式会社McCann Health Japan Associate Art Director
2021年マッキャンヘルスに入社。
医師や患者さんに向けたコミュニケションにおいてTVCMから空間デザイン、
各種資材のアートディレクションに従事。
人を楽しませるデザインを心がけている。
コンペで勝つためには
コンペで勝つためには、まず3つの「シコウ」を攻略するべきだ
ということを教えていただきました。
以下では、3つの「シコウ」の攻略についてまとめています。
① "試行”回数の攻略
丸山さん自身、販促コンペで1本の企画書を書き上げるために、アイデアを50〜100個出して吟味していると言います。毎年20本前後の企画書を提出し、初受賞までには50本分の経験値が必要だったとのことです。
まずは"色々な案を出してみる”ことが大事、と。
ここで、意識するべきこととは・・・
✗「面白くて、完成度の高い案を言わないと…」
◎「出しまくれば、皆にウケるものも出てくるでしょ」
後者のマインドでアイデアを出すハードルを下げ、数を重ねていくことが
重要であるといいます。
② 趣味"嗜好”の攻略
そもそも企画が上手い人に例外なく備わっている性質とは、
「自分が思う面白い」と「誰もが思う面白い」が一致している
ことだといいます。
自分本位の「面白い！」では打率が残せず、かといって
大衆ウケを狙った"自分のない企画”では、かえって
当たり障りのない、誰にも響かない企画になってしまう。
そこで、まずはハードルを意識せず企画をたくさん出し、
人に話してみて反応が良かったものを育てることが
「企画が上手い状態」になるために一番効率が良い方法だといいます。
③ "思考”体系の攻略
企画に強力な"人を動かすパワー”を持たせるには、
理性ではなく本能にアプローチすることが重要であるとされています。
番外編
また、コンペで勝ち抜くための重要な要素として
"課題選び”についても言及されていました。
課題選びの基準
◎習慣化の課題
ターゲットに長期間作用する企画は、生活者の日常に商品を深く浸透させることができ強力。人を動かすパワーの総量の大きさにつながる。
◎楽しい・好きを作る瞬間
感情を動かすことをゴールに置いているため、企画が自然と「本能へのアプローチ」に向かう。 etc.
最後に
広告コンペは倍率が高い分、確率的に考えると無謀なチャレンジに思えてしまう。
だからこそ確率の壁を越えるために、まずは上記のことを繰り返し
ステップアップしていく。そしてそのために挑戦を続けることが
大切であるとお話しいただきました。
編集後記
これを書いている私自身、販促コンペへの参加歴はないものの
企画を考えていく上でも参考にすべき内容ばかりで、お二方のお話に
つい聞き入ってしまいました。
コンペに参加される方もそうでない方も、何か企画を考える際のぜひ参考にしていただければと思います。
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