ペレットストーブという暖房機。
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ペレットストーブという暖房機。

1985月刊コラム

こんにちは、理事の千葉です。

今回、私が皆さんに伝えたいのは冬の暖房とエコです。
みなさんのお宅の暖房は何を利用されていますか?

1.ペレットストーブとは?

私の家は、ペレットストーブを利用しています。
ペレットストーブはとても暖かくて平成6年に竣工した家のリビング約17畳及び畳コーナー6畳、隣室の7.5畳の合計30.5畳を1台で温めています。(ガラスはシングルガラスで断熱性能もそれほどいいとは思えない家です)
使っているのは新越ワークス(旧さいかい産業)のRS-4です。このタイプは輻射熱タイプのペレットストーブとなります。
※写真RS-4

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ではこのペレットストーブとはどんなストーブなのでしょうか?
ペレットストーブは、木質ペレットを燃料としたストーブでその木質ペレットが燃える時の熱エネルギーを使って部屋を暖める暖房機です。
ペレットストーブの種類としては温風式のものと輻射熱式の物があります。また電気を利用して自動的に燃料を投入するものやファンを使って給排気を行うもの、自動的に着火するものがあります。また電気を利用せずに燃料を自動的に投入するものもあります(多くは電気を利用していますので今回は電気を利用したペレットストーブの話とさせていただきます)
特に私の家にある、輻射熱式ペレットストーブは温風式に比べて早い時間で部屋の表面温度を輻射熱(赤外線)の作用で温めていきます。そのためエアコンなどの温風で部屋の空気を温めるものに対して足元の冷えや頭だけが異常に温まってボーとするなどがなく、真冬の私の自宅でも裸足で歩いたりすることができます。
また、薪ストーブですと都心で煙突など(煙やにおいなどの近隣対策)を気にして取り付けることが難しい地域でも、近隣対策を気にせず住宅地でも利用可能な暖房機器であります。
こんないいことだらけに見えるペレットストーブですがデメリットはどんなことなのでしょうか?

2.木質ペレット燃料とは?

ペレットストーブのデメリットとして挙げられるのが木質ペレット燃料の調達が難しいことと設置個所が限定されどこにでも付けられるわけではないなどがあげられます。
そもそも木質ペレット燃料とはどんな燃料なのでしょうか?
・木質ペレットとは、乾燥した木材を細粉し、圧力をかけて直径6~8mm、長さ5~40mmの円筒形に圧縮成型した木質燃料で、主にストーブやボイラーの燃料として利用されています。同様の形状に圧縮成型したものは一般にペレットと呼ばれ、廃棄物系プラスチックを原料としたもの、木材以外の植物を原料としたものなどがありますが、ここでは100%木材由来のものについて紹介することとし、「木質ペレット」と呼びます。
木質ペレットには、次のような特徴があります。
①原料は、再生可能な資源
 木質ペレットの原料は、森林の育成過程で生じる間伐材などや、製材工場などから発生する樹皮、のこ屑、端材など、再生可能な資源である木材です。これらを取り扱いやすい燃料にしたものが木質ペレットです。
②環境にやさしいクリーンなエネルギー
 間伐材や製材途中に生まれる端材などを利用することにより、森の再生を手助けすることができます。また、木質ペレットを燃やす時に出る二酸化炭素は、樹木が成長する時に吸収した二酸化炭素だけですから、化石燃料のように大気中の二酸化炭素を増加させることはありません。
③着火性に優れ、取り扱いが容易
 小さな円筒状に成形加工されているので、運搬や取り扱いが容易ですし、乾いているので着火性にも優れています。
④他の木質燃料に比べて発熱量が大きい
 含水量が少なく圧縮されていますので、チップやのこ屑をそのまま燃やすより大きな発熱量が得られます。

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3.ペレットストーブとエネルギー

そんな私の一押しであるペレットストーブですがエアコンと比べてエネルギー消費量はどれくらい違うのでしょうか?
同じ土俵で比べるのは難しいのですがそれぞれの情報をまとめると、
〇エアコンの暖房機能を使用したときにかかる電気代を計算してみました。エアコンの1時間あたりの電気代を求める式は「消費電力(kW)×1kWhあたりの電気料金単価(円/kWh)」です。
例えば、暖房の消費電力を680W、1時間あたりの電気料金単価を27円/kWhと仮定した場合、エアコン(暖房)1時間あたりの電気代は以下のように算出されます。                            ※エアコン(暖房)1時間あたりの電気代
=消費電力(kW)×1kWhあたりの電気料金単価(円/kWh)
=0.68kW(680W)×27円/kWh
=18.36円                             ※1か月あたりの暖房費は1日稼働時間を5時間として25日稼働するならば、  18.36円×5時間×25日=2,295円 となります。             〇ペレットストーブは我が家にあるRS-4の場合ですが、以下の条件で算出しました。
・1日10時間運転で30日間使用
・着火の回数は1日2回
使用電力:常時30W
30W×10時間×30日×0.027円=243円
※1kWhあたり27円で計算。※ペレット燃料消費量は含まれていません。
さて、どちらがお得なのでしょうか?
どちらにしても家の性能や造りが大きく影響するのはわかっています。
家の性能や造りをどう考えるのかも暖房と合わせて考えていかないといけませんよね。

おまけ

"Ecology"も語源を辿ると"Eco"+"logy" "Eco-"はギリシャ語で「家・家庭・家計」などをあらわしています。また、"-logy"はギリシャ語で「言葉・言語」をあらわす"logos(ロゴス)"に由来し、やはり学問や研究をあらわす語につく接尾語ですから、"Ecology"もやはり「家計の学問」という意味になってしまいますが、家計というよりも生活環境などを表しています。
結果、エコロジーは“環境を考える”という意味にとらえていいと思います。
さて、明日からの暮らしをエコロジーに生きていくためにあなたは何をしますか?

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1985月刊コラム
1985アクション(家庭部門のエネルギー消費量を2011年の半分にする活動)を行う(一社)Forward to 1985 energy lifeの委員会・理事・スタッフから、「小さなエネルギーで豊かに暮らせる社会」実現のためのヒントをお伝えします。