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坊や、ひらがなを覚え始める

 来週で2歳4か月、というところでひらがなを覚え始めた!

 今月、ママが買った「ちゅうちゅうたこかいな」の本(先々月、宿泊先にあって坊やが気に入っていた)で「な」だけ先に覚えた坊や。

 お風呂のあいうえお表でほぼ毎日遊んでいると、ついにそれらしきことをマネして言い始めたのだ。

 「ふうせんだから、『ふ』って読む」

 「にんじんだから、『に』って読む」

 「かにさんの、『か』って読む」

 という具合に次々と読んでいく。「隣に描いてある絵を見て、その頭文字を言えばいい」という法則をつかんで、そういうふうに言っているだけかもしれないが。

 どれだけ文字を読めているか、今朝アンパンマンのあいうえおの本で確かめると、「い」(絵はいちご)を見て「いかの『い』って読むんだよ」と言ったので、これは「い」をちゃんと把握している証拠だ。すごい!

 まだ何文字かに過ぎないだろうが、あせらずゆっくり一緒に楽しみながら覚えていきたい。

 今聞いていてかわいいのが、たまに間違って言ってしまうところ。

 「しょくぱんまんの『しょ』って読むんだよ」(惜しい!)

 「あんぱんまんの『ぱ』って読むんだよ」(「ぱ」のほうが気になるんだね)

 「ボールの『ぼ』って読む」(ボールじゃなくて地球だよ。「ち」って読むんだよ)

 「ひよこの『ひ』って読む」(ひよこじゃなくて、アヒルの「あ」だよ。黄色いから紛らわしいけどね)

 こんな試行錯誤を繰り返しながら母語を覚えていって、十数年後には「すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」とか言えるようになるんだもん。人間ってすごいね。

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