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あの頃に戻りたいなぁ
こんばんは。閲覧ありがとうございます。昨日とは一変して、思考のるつぼにどっぷり浸かってしまった一日でした。この愚かさを忘れぬよう、考えたことをつらつら書いておこう。
就職と同時に地元を離れて、かれこれ12年経ちました。早く仕事に慣れたい、早く一人前になりたいと、脇目も振らずにここまで来ました。そして、何となく仕事のルーティンみたいなのができてきて、心に余裕ができてきたのですが、余裕ができると余計なことを考えてしまうわけで。
何のために働いているのかに疑問を持つようになってしまったのですよ。これまでは仕事にやりがいを感じていたのです。スキルアップしたり、頼られるようになったりと、確かな成長がそこにはあって。ただ出世とかには興味なくて、仮にデカい仕事任せられると、やるしかないと思っても、心のどこかでめんどくせぇなぁとか思ったり。
そんなモヤモヤを抱えてしまったから、気晴らしに出かけたはいいんだけど、こういう日ほど周りが輝いて見えてしまうものですね。彼氏の運転で、助手席に乗る笑顔の彼女。どこにでもあるような光景が、ひどく羨ましくなってみたり。
彼女が欲しいとか、付き合いたてのドキドキ感を味わいたいのではないのです。ただ、目の前のことに夢中になれる、その若さが羨ましいのです。職業柄、必要以上に大人にならなくてはいけなくて、地元を離れた寂しさを誰にも言えなくて、我慢して我慢した結果、心が渇いているというか、老けてしまったというか。
戻れるなら、あの頃の阿呆な自分に戻りたいです。我武者羅で、格好悪くて、それでも一生懸命だったあの頃に戻りたいです。
寒さのせいか、そんな愚にもつかないことを思った冬の夜。ピザとコーラとアイスでも買って、惰眠を貪ろうと思います。
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