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【末っ子の卒業式】8児の母、卒業式が始まる前に号泣

大家族フォーサイス家のマミーです。

11月はハイスクールの卒業式のシーズンです。今年は末っ子・宇龍の卒業式だから、最後の卒業式です。

今までいろんな卒業式がありました。長女・伊織、長男・有間、次男・織人、三男・右京は日本で高校を卒業しました。そして、右京の卒業式の少しあと、オーストラリアに移住しましたから、五男・伊吹、六男・青羽に続き、七男・宇龍の卒業式が私にとっては3回目のオーストラリアの卒業式で日本も合わせると7回目の卒業式参列となります。

さて、11月16日がNambour State Collegeの卒業式でした。自分の卒業式を含め、私はいつも卒業式に感激・感動を体験するのですが、感涙はしないんです。数日たって、ふと「ああ、もう学校に自由に入れないんだ。制服をみることもないんだ」と気が付いて急に涙ぽろりっていうのはよくありました。

実は、「今年は家族の最後の卒業式だから素敵な着物と袴と草履でオーストラリア人を圧倒するぞーーーーっ」と意気込んでいたのですが、こちらの11月は夏...あまりの暑さに着物を着るのは諦めました。

絽の着物からリメイクした夏用のカジュアルドレス(ウエストがゴム)!!!!を着込んで大緊張している宇龍とともに卒業式会場に向かいました。会場到着後、私は父兄席へ、宇龍は卒業生集合場所へ。

着席と同時に、「みんなに知らせなきゃ!」と思い立って、家族グループラインに「宇龍の卒業式に来てるよ。」と流しました。そして、伊織から有間、織人と順々に子供たちの卒業式を思い出して行きました。それぞれの卒業式には特別な思い出があります。伊織の時は、オーストラリアからわざわざ、友達が来てくれたなー、有間と織人の卒業式は同じ日、同じ時間だったから、私が織人の卒業式に行って、ばあちゃんが有間の卒業式に行ったなあ、右京の卒業式では、伊吹の卒業式では、青羽の、、、、、と思い出す中、四男・永之介の卒業式は「なかった」というあまり思い出したくない記憶が蘇りました。

私の中では、高校を卒業するまでは、全てが親の責任。子供の幸福も不幸も親次第という考えが占めています。結局、私は永之介の高校生活を不幸なものにしてしまったという自責の念がいつもあります。それもあり、伊吹と青羽の卒業式をちょっと冷めた目?で見てしまっていたように思います。これではいけない。「宇龍の卒業式は最後なんだし、思いっきり感動してやらないと」と身を引き締めました。

今は永之介は、素晴らしいお嫁さんと可愛い子供たちと幸せに暮らしているのだから、もう私のことを許してくれているかもな、と思いめぐらしながら、ラインをチェックしてみると、宇龍のお姉ちゃん、お兄ちゃん達から次々と「おめでとう。」と祝辞が届きました。

そして、なんと永之介から二通のラインが私宛にあったんです。

「マミーお疲れ様。8人良く育て抜きました!(特に俺)子供を授かって日々マミーの母としての凄さ、ありがたみ、偉大さを感じます。ここまで育ててくれてありがとう。今じゃ理想の親、母だと思う。世界で一番でかいごめんとありがとうを贈ります。お疲れ様でした!!」

「これからの子育てとか反抗期とか色々考えると日々マミーの凄さが分かる。今になってちゃんとマミーの子供で良かったって思えます。まあ、直接は絶対言えんけど!笑」

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今まで誰の卒業式でも泣いたことのなかった私が、宇龍の卒業式が始まる前に号泣してしまいました。涙で目次が読めなくて宇龍の出番がわからず、あんまり良い写真が撮れなかった。ごめんね宇龍ちゃん。担任の先生は、ユーリと呼んだのでロシア人の生徒か、と思ってよく見たら、我が子だった。。。。。URYUってオーストラリア人にとっては本当に発音しにくい名前みたいです。

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