『姿勢評価とエクササイズの教科書』2023【サブスク】
理想的な立位姿勢理想的な立位姿勢とは、身体動揺が少ない、姿勢を乱すような重力の影響が最小、筋活動やエネルギー消費が最小¹⁾である姿勢のことを言います。
理想的な立位姿勢は1889年にBrauneとFischerによって示されています。以下は、矢状面および前額面における理想的な立位姿勢アライメントになります。
矢状面における理想的な立位姿勢アライメント
図1 矢状面の理想的な立位姿勢
矢状面の重心線は、耳垂、肩峰、大転子、膝関節前部(膝蓋骨後面:膝前後径の前1/3)、外