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鏡 - 中西 輝政著『本質を見抜く「考え方」』より

自分の姿を映す鏡。
もう何年も毎日みて、髪を整えたり、服装を整えたりして自分の容姿を確認しているね。

それでは、自分の考え方や大事にしているもの、譲れないもの、、、といった内面についてはどうだろう?
内面を見る鏡はどこにあるかって?
それは人生の中で、自分自身が作っていくものなんだ。

そんな鏡は必要なの?と思うかもしれないね。
私は絶対に必要だと思うんだ。鏡が無いと普段の生活に困るように、内面の鏡を見て今の自分自身を理解しないと、身だしなみを整えるように、自分があるべき方向へ行けないと思うんだ。

そして、自分自身を理解したら、それを言葉にして他者へ伝えよう。
それをお互い理解し合えたら、人生はきっと輝かしいものになると信じている。廻りに流されてしまう人生、つまり大勢の声に流されてしまう人生を生きてしまうと、きっと後悔することになると思うんだ。

「グローバル社会」と耳にたこができるくらいいわれている国際社会の中でこそ、逆に「日本とは」「日本人とは」「自分とは」ということを、自分の頭の中、胸の中にしっかりと持っていないとやっていけないのです。

中西 輝政著『本質を見抜く「考え方」』

いろいろな場面で、自分はどんな人間であり、どんなことを大事に思い、これだけは絶対に譲れないものとして何をもっているのかが問われます。

中西 輝政著『本質を見抜く「考え方」』

すべてのものの見方・考え方は、「正しい自画像」を出発点にして始まるのです。

中西 輝政著『本質を見抜く「考え方」』

言葉の貧弱さとは、単に語学力や 語彙 量の問題ではありません。ひと言でいえば、「自分の言葉を持たない」ということです。自分の言葉を持たないということは、自分の考えを持たないということにつながります。言葉が貧弱だと、自分の「考え」も貧弱になっていきます。

中西 輝政著『本質を見抜く「考え方」』


大事な人生の時間を、

自分自身が有意義に使いきれるようになることを願っています。

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