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展示会記録4:メトロポリタン美術館展

こんにちは。

今月は、国立新美術館で開催されている、
「メトロポリタン美術館展」に行ってきたので記録していきたいと思います!

今回出展される65点のうち46点は日本初公開ということで
とても見ごたえある展示になっています。

ルネサンスや宗教画を詳しく見る機会がなかったのでとても面白かったです。額も他絵画と違い別ジャンルのような印象を受けました。

ここから、私が気になった絵画3選をご紹介したいと思います。


《女占い師》ジョルジュ・ド・ラ・トゥール
こちら今回の展示でも大きく使われている絵なのですがそれも納得です。
なんだか気味の悪い雰囲気でシュールな印象をうける絵ですが、この絵は一番右にいる老婆に占ってもらっている間に両脇にいる女たちに様々盗まれてしまう一場面の絵画なのです。
そんなことある!?と思わず声が出そうになってしまいましたが、当時占いは流行最先端だったようでこんなこともあったのでしょう・・
描かれている人物の肌感や顔のパーツが作り物っぽいのにこちらを見そうなリアル感が見ていてとても面白かったです。


《髑髏と羽根ペンのある静物》ピーテル・クラース
17世紀のオランダでは、事物や花を描く静物画が独立したジャンルになっていたようです。大きな髑髏が怖い印象を与える絵ですが、描かれているモチーフにはすべて意味があります。
「髑髏は死を意味し、その下にある本は人間の努力と叡智の蓄積を象徴します。左背景では、オイルランプの燃え尽きた芯からうっすらと煙が立ち昇っています。これは、人間が現世でなしたことは、絶えず過ぎ行く時間のなかでは、重要ではないことを暗示しています。」(ホームページより)
ヴァニタスという表現方法だそうで、今回初めて知ったものでもあったので、他の作品もみたい!と思いました。
もう少し勉強して自分でもなにかできたら面白いですね。

③《睡蓮》クロード・モネ
最後は、モネの作品です。個人的に好きな画家で一番見たかったものだという理由もありますが、「見れた~!」の気持ちが大きくとてもわくわくしました。展示最後に大きく飾られているのですが展示の様子もよりインパクトを残すものになっていたと思います!ぜひ実物を見に行ってほしいです。
しばらく鑑賞してとても満足しました。展示の最後にふさわしい絵だと感じ素晴らしい余韻でした!

以上、絵画3選でした!
今回選んだものはすべて日本初公開の絵画です。
ぜひ、実物を見ていただけたらと思います。

その他の風景画もとてもステキで、海外欲がより刺激されました・・


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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