Webサイトでよく見る丸ゴシックを比べてみよう
気づけば1月も最終日。今月もあっという間でした。歳をとるにつれ1年が早く感じるあの現象は「ジャネーの法則」と言うそうです…
2024年は「フォントに聡くなる」ことが目標の1つです。
いつもお決まりのフォントばかり使ってしまうのですが、少しずつ頭の中のフォントデッキを増やしていこうと思います。
今回はwebフォントとしても使える「丸ゴシック」を集めてみました!
01.筑紫A丸ゴシック
丸ゴシックと言ったらこれ!というイメージです。
筑紫のフォントは味わいがあって気に入っています。
FONTPLUS のサイトでは「ふところの広い現代風なデザインではなく、ふところを絞ったデザインの丸ゴシック体」と説明があります。確かに丸ゴシックの可愛らしさもありつつ、上品で大人っぽい印象もあるフォントですね。
和風なデザインにも馴染んでくれそうです。
■筑紫A丸ゴシックを使用したサイト例
02.筑紫B丸ゴシック
Aを紹介したらBも紹介しないわけにいきませんね!
個人的にはBの方がより表情があって好みです。
「筑紫A丸ゴシック」と「筑紫B丸ゴシック」はかな文字のデザイン違いで、漢字等は共通のようです。
■筑紫B丸ゴシックを使用したサイト例
03.ZEN丸ゴシック
こちらもwebサイトでよく見るフォントですね!
Adobe Fontsの説明では、ZEN 丸ゴシックは「コーナーに深みを入れ自然なやわらかさが感じられるよう設計された丸ゴシック体ファミリー書体」と紹介されています。
ZEN 丸ゴシックは、丸ゴシックの中でもフォントのフォルムがやや縦長になっているのが特徴です。大きく使っても可読性を担保できそうですね。
ポップさもありつつしっかり読みやすい万能なフォントだなと思いました。
■ZEN 丸ゴシックを使用したサイト例
04.秀英丸ゴシック
自分の中で「クセがなくて使いやすい!」と定評のある書体です。
提供元であるモリサワのサイトでは「字面の大きな丸ゴシック体とは異なる落ち着いた表情が特長」「さりげなさの中にどこかほのぼのとした魅力があります」と紹介されていました。
またAdobe Fontsの説明では「やわらなかな表情の中にもどこか説得力を感じさせることのできる書体」とあったのが印象的です。確かに丸ゴシックでありながら柔らかさだけでない、真面目な印象も併せ持っていますね!
「優しい印象持たせたいけど子供っぽくしたくない…!」みたいな時に活躍してくれそうです。
■秀英丸ゴシックを使用したサイト例
05.キウイ丸
名前からして可愛らしいフォントじゃないか?!という期待が高まりますね。実際少し手書き文字のような雰囲気のある可愛いフォントです。これがWebフォントというから驚き。
もじワク研究さんのフリーフォント「マメロン」をベースに作成されたフォントだそうです。セリフを残した英数字も可愛らしいですね。
少し形にクセのあるフォントなので、Webデザインにおいては長文を読ませるというより見出しなどのポイントで使用されていることが多いのかなと思います。見出しにキウイ丸を使うだけでも一気に優しい印象になりますね。
■キウイ丸を使用したサイト例
06.Rounded Mplus 1c
ぱっと見、メイリオに雰囲気が似ているかなと思いました。
懐が広めの設計で読みやすそうですね!
フリーフォントの栞 2024 というサイトでは「さっぱりとしていてかわいらしい印象のあるので、安心感や信頼感、あたたかみを感じさせたい場面におすすめ」と紹介されていました。確かに丸ゴシックのかわいらしさはありながら、地に足がついた感じというか…しっかり読みやすく安定感がある文字だなと思いました。
ウエイトが7ウエイトと多いのも嬉しいですね。
■Rounded Mplus 1cを使用したサイト例
https://www.jal.com/ja/sustainability/soraiku/steamschool/
利きフォントをやってみよう!
フォントの特徴を掴んだところで利きフォントをしてみましょう!
正しい組み合わせになるように線を引いてみてください↓↓↓
答え
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答え
いかがでしょうか?
個人的には秀英丸ゴシックとZEN丸ゴシックで少し悩みました。
「あ」「お」の文字をよく見ると、ZEN丸ゴシックの方が秀英丸ゴシックよりも可愛らしい印象があるのでそれが見分けポイントかなと思いました。
以上、丸ゴシック研究でした!
角ゴシックや明朝体についても後日まとめてみようかなと思います💡
ご精読ありがとうございました。
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