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冷たい石膏像のアツいお話。

みなさん、こんにちは。

今回は石膏像のお話をしようかと思います。

なんとか無料素材で見出し画像作れないかなと探してみたら意外と石膏像とか素材があるものだなと感心しました。探してみるものだなぁ・・w
それをちょっと調整して作っています。


ーみなさん、石膏像といえばどんなイメージがありますでしょうか?

絵のモチーフ、あるいはよく美術館やギャラリーなどに行かれる方は作品として空間にあるイメージの方が強いでしょうか?
はたまた美術の教科書なんかのイメージが強いかもしれません。

ところで石膏像というと、ちょっととっつきにくいイメージはないでしょうか?何しろ硬くて冷たくて重いですからね・・w

デッサン=お勉強=石膏像(デッサンモチーフによく使われる)

みたいな図式が出来ていて、私は一時期ちょっと苦手でしたw('_')

というわけで、今回は石膏像をとっつきやすくしようという記事です!
ワー、よろしくお願いします~♪w

01 本で読める、恋する石膏像

えっ、石膏像に恋だって・・!?w( ゚Д゚)そんなまさか・・!
とまぁ、三文芝居は置いておいて・・w

「恋する石膏像―つめたい石膏像とあつく語ろう (ハートアートシリーズ) 」

という本が2000年に発行されたことをご存知でしょうか?

この本は石膏デッサンの技術書ですが、石膏像の作者の話やモデルとなったギリシャ神話の神々や有名な家の一族、劇作家や哲学者などのお話が綴られています。

・なぜこの石膏像は鼻が折れているのか、
・この表情は悲しみ?

などと外見的特徴に関してもかみ砕いた説明があり、大変読みやすい1冊です。
技術書としてもひつような道具や工程をわかりやすく解説し、両方まなべるお得な1冊ですw

冷たい石膏像のあついドラマに思いを馳せながら眺めてみるのもなかなか乙ですよ・・('ω')

02 ガチャになる石膏像

知っている人は知っている、知らない人はこれから知るという感じですが・・w

石膏像はガチャ界にも進出しておりました!w2005年に出ています。

↓実は石膏像以外にもアメリカの自由の女神や

考えるひとも・・w

自由すぎる女神像に対する海外の反応はなかなか面白い感じでした。
むかし集めてたなぁ・・w
手ごろな価格で持ち運びできて、手のひらサイズ。
なかなかの愛らしさですよw


せっかくなので、ここで小ネタを一つ。

よくガチャガチャ、ガチャポンなどと呼ばれるカプセルトイについてです。


バンダイは「ガシャポン」と商標登録し、グループ会社のバンダイナムコエンターテイメント(略称:バンナム)もガチャを「ガシャ」と呼んでいます。ソーシャルゲームの版元は大体バンナムなので、バンナムが版元の場合はガチャは「ガシャ」と呼んでいたと思います。
(今はゲーム内でゲームの世界観に合った名称にかえている場合がほとんどですけどねw)

あと、「ガチャ」及び「ガチャンコステーション」は株式会社タカラトミーアーツが登録しています。

03 アニメになる石膏像


2016年には「石膏ボーイズ」というアニメが放送されました。

『石膏ボーイズ』(せっこうボーイズ)はKADOKAWA、ザリガニワークス、ホルベイン画材の3社共同プロデュースによる日本のバーチャルアイドル
グループ、また彼らを題材とした日本の短編テレビアニメ作品。
略称は『石ボ(いしボ)』。
2015年2月、「美術の授業でデッサンの題材などに使われる石膏の胸像が
アイドルグループを結成した」という設定でプロジェクトが発足。
2015年9月に短編テレビアニメ化が発表された。

ーウィキペディアより引用(一部割愛)ー

▼下記ブログでキービジュアルなどまとまっていたのでペタリ・・。

ちなみに豪華な共同プロデュースでやっているので、あのホルベイン画材からグッズが買えますw

いやー、当時も話題になってましたが石膏像がアニメに・・しかもアイドルグループとかインパクトすごいですよね。
台車で連れて来れられるアイドルww

04 フリーゲームになる石膏像


もう何があっても驚くまい・・ww
なんとフリーゲームも出ていました。しかも恋愛ゲーム・・w

美術を通して石膏像たちと描く、
ちょっぴり不思議で切ない石膏恋愛アドベンチャー

——これって友情、尊敬?それとも……恋?

ー石膏レボリューションHPより引用ー

石膏恋愛アドベンチャーって・・wなかなかのパワーワードかなと。
フリーゲームのこういうコアなネタ系のやつ好きですw(*‘∀‘)
まだプレイしたことないけど、してみたいなと思っています。

05 図鑑の中の石膏像


石膏像の図鑑ってあるんだって偶然見つけて感動しましたのでペタリ・・。
マニアにはたまらない1冊ですね・・。


B5サイズ 383ページ オールカラー

450種の製品ラインナップを網羅し、そのうち約200種の石膏像について、原作彫刻の収蔵美術館、作者、由来等の詳細な情報が記載されています。石膏像工房のカタログという側面もありますが、それぞれの石膏像についての詳しい解説は、日本国内で販売されるほぼ全ての石膏像についての「図鑑」として十分に機能するものと自負しています。

ーnote下記記事内容から一部抜粋し、引用ー

06 現代美術と石膏像


ここからは石膏像がモチーフになっている現代美術の紹介です。

(アニメやガチャガチャよりこっちが先だろという声が聞こえてきそうw)
親しみやすくする狙いなので、この順番でいいんです・・w

美術を勉強しようとすると、必ず石膏デッサンをするという流れがあります。目鼻の位置プロポーションとり直しとか言われて、トラウマになった人もいるハズw


とまぁ・・そんなかんじで
そこに刻まれてきた歴史や、現代という時代にあった表現でまた新しい見え方をしてくるのが面白いです・・('ω')

◆小沢剛 「不完全-パラレルな美術史」


▼分かりやすい記事がまとまっていたので、ブログ記事を紹介します。

上の記事よりすこし専門的な記事も・・。


◆渡辺おさむ 「石膏スイーツ」

▼フィギュア化もしました。(現在、在庫切れw)


・・たしか写真家のアラーキー(荒木経惟)もマルスなどの石膏像を並べてネオンのような写真を撮っていた気がするのですが(昔美術手帳の表紙になり、特集もあったハズ・・)、見つけられなかったです。う~ん。

ほかにも石膏像を使ったアートはいっぱいあるので、ぜひ探してみてくださいね・・!

受験生の思いとか、歴史とか怨念とかあたらしい価値観とかきっといっぱい詰まっているハズ・・w

07 最後に・・


いかがでしたでしょうか?
お楽しみいただけましたでしょうか。
石膏像の意外な一面を知れて好きになってしまった方もいるのでは・・?w

石膏像好きな方は引き続き石膏像を愛でていただいて、ちょっと気になってきた、嫌いだったけどすこし歩み寄りたくなってしまった方は冷たいように見えて実は気さくな石膏像を愛でてみてくださいねw

ここまでお読みいただきありがとうございました(^^)
記事など紹介させていただいた方もありがとうございました(__)

えー、次ですが漫画?を描きます。それと小話を一つ。
内容は毎回予告するのもサプライズに欠けるので、今回はしません!!w
(だってみんなあんまりしっかり読んでないでしょ?w ジト目)
ではまた来月、ご縁がありましたらお会いしましょう!(*‘∀‘)ノ


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