JKの考え事:アフターピルのオンライン処方について
9月にナビタスクリニック新宿はアフターピルをオンライン診療のみで処方する窓口を開設した。厚生労働省はそれを「不適切」としている。
https://www.huffingtonpost.jp/2018/09/04/after_a_23516027/
今日のJKは副代表の猫田です。
そもそもアフターピルとは避妊に失敗してしまった時に望まない妊娠をしないために服用する女性用ホルモン剤のことです。
受精卵の着床防止や、排卵を遅らせることで妊娠を回避することができます。
効果があるのは避妊失敗から72時間以内に服用した場合です。
服用までに時間がかかればかかるほど効果は薄くなります。
参考資料→https://www.seikoclinic.jp/gynecology/pill/emergency/
JKの考え
性行為をする際に避妊に失敗してしまうこともあります。性行為を強要されてしまうこともあります。
そんな時に病院がやっていなくてアフターピルを処方してもらえず防げたかもしれない妊娠をしてしまうのはとても悲しいですし、女性にものすごい負担をかけることになります。
私はまだ高校生ですが、性行為や妊娠が自分にとって身近でないものだとは思っていません。経験や知識が浅いと失敗することもあると思います。
失敗する可能性があるのなら、性行為をするなというのは大変無理があり、それは間違ったことだと思います。
妊娠をするためだけに性行為があるのかという話になって話がそれてしまうのでここでは触れません。
性行為することもアフターピルを服用することも女性の権利だと思います。
最近のアフターピルの副作用は以前より軽くなっています。
私が思うアフターピルのオンライン処方による問題点は、
ネット上で効果のない危ない薬品が出回るのではないか ということです。
オンライン処方を始めることで女性がアフターピルを手に入れやすくなります。そうすることでネット上でより安く早くアフターピルを手に入れたいと思っている女性を狙って副作用の多く効果の低い安全でない薬を使った悪徳商売が生まれる危険性があると思います。
アフターピルの効果は72時間以内、つまりアフターピルを求めている女性は急いでいます。そうやって急いでいたり、少しでも安く手に入れようと思っている人を狙うことは難しいことではありません。
今回のトピックはSNSを見ても賛成な方が圧倒的に多く、オンライン処方をすることによる問題点や不適切と述べられた理由を見つけることはできませんでした。
もし高校生の私が避妊に失敗してしまったら私だったらどうするのだろうか。もし病院が休みだったら、親にいうことができなかったら。そう考えるとオンラインだけでなく、薬局での処方も可能にしてもらいたいと思います。
アフターピルは女性の避妊の最終手段としても、女性の権利としてももっと身近にあっていいものだと思います。
オンライン処方を始めた、ナビタスクリニック新宿さんは本当に素晴らしい思います。
避妊に失敗してしまった方を救うためにも、アフターピルという方法を知らなかった人のためにも今回アフターピルについて話題になったことはとてもよかったです。
高校生では低用量ピルのことも、アフターピルのこともよく知らない人がいます。私の周りにも名前は聞いたことはあるけれど、どういったものなのかは知らない高校生が多いです。
避妊の方法はコンドームだけではないということも、まだ間に合うかもしれないということもきちんと伝えられるといいですね。
オンライン処方には賛成です。そしていずれ薬局での処方も可能になるといいなと思います。
あくまでたった一人のJKの考えです。
もしよければ周りのお友達とこのトピックについて話をみてはいかがでしょうか。
感想やご意見お待ちしています。
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