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迷い無く書き進めたい人のための指導案の書き方(基本編)

あなたは指導案(日案や週案)を、迷い無く書くことができますか?

今回は、指導案をすらすら書けない人のために、指導案の基本的な書き方(特に週案)についてお伝えします。これは、ベテランでもできている人は多くありませんし、園長先生でも曖昧に濁す人もいます。しかし、学べば新任の人にもできることです。


この研修を受けると、次のことが分かります。

  • 指導案を書く前に準備が必要なことが分かる

  • 長期の計画と短期の計画では、発達についての考え方が違うことが分かる

  • 短期の計画において、子どもの発達について簡単に考えていく方法が分かる

  • 指導案のどこに何を書けば良いかが分かる

  • 様式についても、簡単に考えることができるということが分かる

  • 「ねらい」や「内容」がどのようなものかが分かる

  • 養護のねらいについて、どう考え、どう書いていくかが分かる

  • 「予想される活動の展開」「家庭との連携」など、様々な言葉について、どうとらえるかが分かる

  • 指導案の具体的な書き進め方が分かる

この研修を受けた後、これらは特別に難しいものではなくなります。あくまでも基本的なこととして、知っておいてもらいたいことです。これを分かっているか分かっていないかで、指導案を書く労力は大幅に変わると思いませんか?

天才のまねをして書いていませんか?

まず、ハッキリ言ってしまいますと、「指導案の上から書き始めて下まで書いていく」というのは天才の人用の書き方です。

たとえば、ジグソーパズルを左上から始めて、次に隣のピースを当てはめ、その次に3番目のピースを当てはめる…ということをやるようなものです。これをサラッとできる人はホンの1部の人ですよね。

できる人は、それでいいんですよ。それでいいというか、天才のやることに口を出すことはできません。何百ピースも混ざっている状態を眺めて、十数秒で正解のピースを拾いあげる人を見たことがありますが、理解不能です。


私はもちろん、そんなことはできません。

  1. 枠となるもの、絵柄、色などでピースを分ける

  2. 枠を作る

  3. 絵の輪郭や特徴ある色など、分かりやすいところから組み立てる

というように、まずは準備をして、始めは分かりやすいところから…という順番で作っています。みなさんはどのような順番でジグソーパズルを作りますか?

指導案を書く前にも準備をしよう

指導案を書く前に、まず準備をしましょう。「まず準備をする」ということを言葉にすると、あまりにも当たり前なんですが。とにかく、必要な準備ができる前に指導案を書いている人が多すぎます。

「ジグソーパズル」で言うと、ピースを分けず、枠を作らずに、目についた分かりやすい場所から作り始めるようなものです。「旅行」で言ったら、行き先を決めずに計画を立てるようなもの、「家」で言うと、住みたい町も必要な間取りも分からないまま、物件を探すようなものです。

そんな状態で指導案を書くので、書きづらいのは当然です。結局何もハッキリしないまま、時間をかけて紙面を埋め、提出していませんか?

指導案を書く前の準備とは

指導案を書く前にしておくことは、大きく分けて3つあります。

  1. 長期の計画の書き方をするか、短期の計画の書き方をするか決める

  2. どこに何を書くかをハッキリさせる

  3. 自分の大事にしたいことをハッキリさせる

まず、長期の計画(年間、期、月)と短期の計画(週、日)では書き方が違うんですよ。どう違うかというと、発達についての考え方が違います。発達については、みなさん難しいと思っていらっしゃるかもしれませんが、短期の計画の場合は簡単です。研修内では、それを分かるようにお伝えしますね。これは、1度知るだけですむことです。それだけでも毎回迷うことが大きく減ります。

二つ目の準備は、「どこに何を書くかをハッキリさせる」です。一年の最初にこれをやってしまえば、それ以降は何度もやらなくてもすむことです。しかし、分からないまま何を書くか悩んでいる人が多いですよね。これも研修内でスッキリさせましょう。または、「後日、園で何をどう質問すれば良いか」を知りましょう。指導案の様式についても、実は簡単なんだと知ることができます。

三つ目の準備は、毎回必要なことです。「自分の大事にしたいことをハッキリさせる」です。「これだけは絶対」というところを決めましょう。どうするか迷ったときには、「大事にしたいこと」に合っているかどうかが判断基準となります。この、「自分の大事にしたいことをハッキリさせる」がしやすくなるヒントを研修内ではお伝えします。

これらが、ジグソーパズルの作り方で言うと、「ピースに分ける」当たる、指導案を書く前にする「準備」となります。研修では、ある園で実際に書かれた週案を使って、これらをお伝えします。

指導案をどう書き進めるか

次は、指導案をどう書き進めるかです。こちらも、ある園で実際に書かれた週案を使って話を進めていきます。ジグソーパズルで言うと、「枠を作る」に当たります。もちろん、枠以外の分かりやすい部分から組み立ててもOKですが、ずっとそれだけでは難しいですよね。

枠を作ると、お得なことも出てきます。自然と整合性がとれていくんですよ。これも、研修内で感じてください。

研修の概要

研修名:迷い無く書き進めたい人のための指導案の書き方(基本編)
期日 :10月8日(日)
時間 :21:00~22:00

ZOOMにて、オンラインで行います。

この研修で分かること

この研修では、次のことが分かります。

  • 指導案を書く前に準備が必要なことが分かる

  • 長期の計画と短期の計画では、発達についての考え方が違うことが分かる

  • 短期の計画において、子どもの発達について簡単に考えていく方法が分かる

  • 指導案のどこに何を書けば良いかが分かる

  • 様式についても、簡単に考えることができるということが分かる

  • 「ねらい」や「内容」がどのようなものかが分かる

  • 養護のねらいについて、どう考え、どう書いていくかが分かる

  • 「予想される活動の展開」「家庭との連携」など、様々な言葉について、どうとらえるかが分かる

  • 指導案の具体的な書き進め方が分かる

この研修を受けた後、これらは特別に難しいものではなくなります。あくまでも基本的なこととして、知っておいてもらいたいことです。これを分かっているか分かっていないかで、指導案を書く労力は大幅に変わります。

ただ、分からないまま適当にすませていた人にとっては、時短とはならないことも予想されます。気にかけることができる部分が大幅に増えますから。

参加方法

この先の有料部分を読むとZOOMのリンクが貼ってあります。当日、ZOOMのリンクから研修にご参加ください。

それでは、10月8日(日)の21:00~22:00に、研修で会えることを楽しみにしています。

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