シンデレララ
パリのルーブル美術館に飾られ、ヨーロピアンで優雅な絵画のようなララたん!
それが、今日の主役です。
薄い布をまとい、ソファに横たわる姿!
そして、見る人に向けられた視線!
美し過ぎるララたんは、妖艶な雰囲気で写っています。
本日は、ララたんにお姉たんの服を着せてみました。まるで白雪姫かシンデレラのようになりました。ですから、お姫様ルックのララたんで、お話が始まります(^_^)
彼女の名前は、シンデレララ。
小さかった頃に大好きだったお母様が亡くなり、思春期を過ぎた頃に優しかったお父様も亡くなって、シンデレララは父の後妻に、こき使われました。
しかし、けなげに働くシンデレララは、魔法使いの魔法で舞踏会に参加することができ、王子様にみそめられます。
午前0時に魔法がきれてしまいます。
それまでに急いで、シンデレララはお城を後にしました。
魔法が解けて、みすぼらしい姿に返ったシンデレララは、素敵な王子様に会う事をためらいます。
気持ちが沈むシンデレララでした。
あ~っ(ため息)
なんて素敵だったの?
美しく飾られたボールルーム
そして、キラキラと輝く大きなシャンデリア
みんなが美しい衣装を身にまとって
美しい音楽に合わせてダンスをしているなんて
なんて夢のような世界なの
そして、あの王子様
なんて素敵だったのかしら
そんな方にバルコニーで声をかけられるなんて
本物に夢のようだったわ
でも、こんな私には不釣り合い
魔法の力を借りて、やっと釣り合う世界なのね
あ~
私には、あのような世界で
もう二度と過ごす事など出来やしないわ。
ふさぎこむシンデレララでした。
どうしたんだい? シンデレララ。
あ!
あなたは、昨日の魔法使いさん。
ねえ、シンデレララ
あなたの身なりがどんなにみすぼらしくとも、あなたはとても素敵よ、そして、
あなたの心は、とってもきれいよ
心の美しさは、何よりその人を輝かせるわ
さあ、そんなに下を向いてないで顔を上げて
前を向いて生きなさい
そうすれば、あなたはきっと報われるわ。
そう言って、魔法使いは消えました。
時は過ぎ、
王家より市民に対し、ある通達が出ました。
それによると、ガラスの靴に合う足を持つ者を王妃に迎えるというものでした。
使者は、町中の裕福な家を回りました。
やがて、王家の使者がシンデレララの家にもやって来ました。
まず義理の姉たちがガラスの靴を試しましたが、誰も合いませんでした。
シンデレララは、姉達によってガラスの靴を履く事すら出来ませんでした。
しかし、身なりはどうであれ使用人ではないシンデレララも等しく靴を試す権利があると、王家の使者の命令で、ガラスの靴を試す事が出来たのでした。
シンデレララが靴を試すと、
ガラスの靴がシンデレララの足に
ピタッとはまりました。
おお、なんということか
これまで多くの者に試したが誰一人として合う者はいなかった
この者こそ、探していたお方に違いない。
まあ、そんなはずはないわ
あの舞踏会の夜に、あの娘がお城に行けるはずなどないはず、きっと何かの間違いよ。
すると、シンデレラの着ている服が
突然、輝き出しました。
みすぼらしい服は、美しいドレスに
変わりました!
まあ〜!
もう誰も何も言えませんでした。
美しく変身したシンデレララを
使者は、この者に間違えないと、
城に連れ帰りました。
心美しきシンデレラは、王子と結婚し
共に幸せに暮らしたとさ~
めでたし、めでたし
ララたんの
シンデレララのお話でした。
おしまい
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