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まずは大きな特徴から_見える登山への第一歩 Extra06

今回は、以前書いた以下の記事、敢えて読図の精度を落とすということの延長で書いてみたいと思います。

敢えて読みを捨てるというアプローチ_見える登山への第一歩⑫

といってもほぼメモ書き程度の内容ですが...(^o^;

上記の記事では、もし目の前の地形的特徴が乏しい場合は思い切って目立つものだけにフォーカスすることで、読みの安定性を狙うという趣旨でしたが、そのプロセスを恒常的に取り入れることで、より精度を上げて安定性を図る狙いです。

実体験からお話します。
以前尾根道一本の登山道を登っていった時の事です。歩いている途中で地図に目を落とすと、まず下図の赤丸部分にいることは確定でした。

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そして次に、偶然ですが、目の留まったのが下図緑丸の谷の突き上げ部分です。

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本来であれば、私はそこよりも手前の所に特徴を見つけて、それを手掛かりに現在地を追いかけるということをしています。そして実際、緑丸の手前にひとつポイントを見出してそれを辿り、その次に緑部分めがけて歩いて行きました。

この件では、本来的には緑部分だけでも見る点に不足はありませんでした。が、そこに加えてより細かな部分も見いだせればそれだけ精度はよくなっていきます。
これは逆に言えば、最初から細かい部分に拘泥して結果全部をダメにする、という失敗を犯すよりも、先に簡単で大きな特徴を抑えておけば、一定程度の精度はキープできることになります。

・まず大きな特徴を見つける
  ↓
・その次に細かい部分を見ていく

単純な話ですが、こういう部分も大事に出来れば、読図はより正確さを上げていけると思いますので、ひとつの参考にしてみてください(^^)

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