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多賀の3本杉の家具

多賀町は、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の舞台にもなっているところです。主人公明智光秀の出生地には謎が多く、岐阜県美濃地方という説が一般的で、ドラマでもそういう設定になっていますが、最近見つかった文献などによると、明智光秀はこの多賀町で生まれたとの説も出ているそうです。過去にも通説となっている歴史も、後には覆されることも多いので、もしかしたら、多賀町説のほうが正しいのかもしれません。卑弥呼にように永遠に謎のままかもしれませんが、それはそれでミステリアスでいいですね。

多賀町は琵琶湖の近くにありますが、どちらかと言うと隣の彦根市のほうが有名です。彦根城や、ご当地キャラの「ひこにゃん」を中心としてTVや雑誌への露出も多いですが、じつは多賀町にはもっと歴史的にも古い有名なものがあります。「多賀大社」です。『お伊勢参らばお多賀へ参れ、お伊勢お多賀の子でござる』『お伊勢七度熊野へ三度 お多賀様へは月参り』と謡われている通り、じつは伊勢神宮の親にあたるのが多賀大社です。

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多賀大社から約6キロ離れた杉坂峠に、この神社の「3本杉」のご神木があります。「神代の昔、国生みの大業を終えられた伊邪那岐大神という神様がこの峠に降りて休息をしていた時に、土地の老人が粟の飯を献上したところ、神様はご機嫌麗しくお召し上がりになり、食後その杉箸を地面に刺し、その杉箸が根付き今見るような大木になった」といわれています。

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ここ多賀町の工房では、このご神木と同じ「杉」を使った「三本脚」のスツールやテーブルをつくっています。商品名は「組美木」といいます。その名の通り、座面や天板は木を組んでつくっています。杉材の赤身(真ん中の赤い部分)と白太(周辺の白い部分)を組み合わせて綺麗なコントラストになっています。

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スツールはいろんな使い方ができます。来客時の補助椅子、玄関のアクセントを兼ねて靴を履くときの腰かけとして、ちょっとした作業をする時などなど。この工房は工務店でもあるので、地元多賀の杉材の中から良質なものを厳選して使用しています。使い込むほどに味のある色に変わっていきます。

商品の詳細は以下サイトよりご確認お願いします。「滋賀県多賀町」のホルダーを開いていただくと、寸法や金額記載しています。



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