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King's Birthday (祝日)でした

オーストラリアは独立した主権国家ではありますが、いまだに英国王を元首としているためオーストラリア国王(英国王)の誕生日を祝日としています。

最初、英国事情に疎かった私はてっきり元女王のエリザベス女王の誕生日が6月だと思っていました。(日本は天皇誕生日が祝日なので同じシステムを想定していた)でも、この祝日、気が付いたら各州バラバラなんです。

2024年でいうと

  • 6月10日:QLD/WA/NT/ACT州を除く

  • 9月23日:WA州

  • 10月7日:QLD州

そして、同じ日に祝日でも、ノーザンテリトリー準州は「ジューン・パブリック・ホリデー」、オーストラリア首都特別地域は「ソベリンズ・バースデー」と名前が異なります。(2022年9月のエリザベス女王逝去により、祝日の名前が変更)

調べてみると、元々、クイーンズ・バースデー、キングス・バースデーは、オーストラリアの元首であるイギリスの国王、女王の誕生日にあわせて設定されていましたが、1936年のジョージ5世の死後、祝日を6月3日である彼の誕生日に固定されました。その後、クイーンズ・バースデー、キングス・バースデーは、6月の第2月曜とされます。(なぜ???)
ちなみにこの二つの州(WAとQLD)の祝日が異なるのは「他の州の祝日との衝突を避けるために、祝日を別の日に移動することを決定しました。」との事。

ちなみにエリザベス女王のお誕生日は、4月21日、 チャールズ王のお誕生日は11月14日でした。女/王が交代する毎に祝日が動くのは確かに合理的でないですね。。。無駄な事をしないオージー気質がよくわかる祝日でした。

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