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「本づくり」と「企画づくり」の舞台裏

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フォレスト出版の編集者が、どのように企画を立て、どのように本づくりをしているのかをリアルに語ります。
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2020年11月の記事一覧

編集者が「本を売る」ためにやっていること

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 書籍編集者の基本的な仕事は、企画を立てて、本をつくることです。ただ、出版社によって異なりますが、担当編集者が校了後、もしくは本づくり(編集業務)と並行して、本を売るために準備していること、やっていることがあります。 出版業界における最近の新しい取り組みとして、著者がクラウドファンディングを立ち上げて(編集者が裏で協力しながら)、事前に見込み読者を集めるといった活動を見聞きしたことがある方もいるでしょう。弊社ではまだやったこと

【Voicy】知恵の木を植えるラジオ、はじめました。

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 突然ですが、お知らせです。 弊社は、注目のボイスメディア「Voicy」にて、フォレスト出版の公式チャンネル【フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ】を開設、本日、第1回目の放送を配信しました。 ▼フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ 「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」では、平日の朝に、社内の編集者やプロデューサー、出版関係者、著者本人が【旬のコンテンツ情報】はもとより、【本づくり・

60年前から変わらない「アイデアの公式」とは?

フォレスト出版の寺崎です。 先日、雑談をしていたときに「企画アイデアとかタイトル案って、なんだか知らないけど、朝の起きがけとか、トイレとか、お風呂入ってるときとか、そーいうときにフッと降りてくるよね」という話になった。 なんででしょうね。 なんでかな。 というわけで、「アイデア」に関する古典といっていいジェームズ・W・ヤングが書いた『アイデアのつくり方』をひさびさに読み返してみた。 アイデアのつくり方に「公式」はあるのか? いや、そもそも「アイデアのつくり方」というも