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「本づくり」と「企画づくり」の舞台裏

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フォレスト出版の編集者が、どのように企画を立て、どのように本づくりをしているのかをリアルに語ります。
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2020年4月の記事一覧

【企画会議 #1】出版企画はどうやって決まるのか?

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 言うまでもありませんが、商業出版において、本という商品をつくるために「企画づくり」はファーストステップになります。 各出版社によってやり方は違いますが、フォレスト出版では、どのように企画を立てて、どのように企画書をつくって、どのように企画を決めているのかを、複数回にわたってご紹介できればと思います。この記事タイトルにある【企画会議 #1】が目印です(次回は【企画会議 #2】となります)。 出版業界に興味をお持ちの方は覗き見

書籍の本文に入っている図は、誰がどのようにつくっているのか?

こんにちは。 フォレスト出版の石黒です。 テレワークがはじまり、ずっと家に引きこもっていることもあり、曜日の感覚が麻痺してきました。 毎日が日曜日のような、あるいは平日のような、メリハリのない生活です。 まあ、子どもが仕事の邪魔をしてきたり、家の中が寒いこと以外は、とくに不満はないのですが……。 * そんな中、私が鋭意取り組んでいるのが、6月刊行の新刊『図解 渋沢栄一と「論語と算盤」』の図版の作成です。 タイトル通り、渋沢栄一の人生と名著『論語と算盤』を100本ほどの図や

フォレスト出版って、どんな会社?

はじめまして。 フォレスト出版編集部 編集長の森上功太(もりうえ・こうた)と申します。 大学卒業後、書籍編集に携わって以来、旅行ガイドブックにはじまり、アウトドア、専門書、健康実用、歴史、ノンフィクション、エッセイ、写真集、スピリチュアル、ビジネス、自己啓発、人文・心理など、いわゆる文芸ジャンル(小説)以外の書籍を企画、編集してきて、早20年以上になります。 フォレスト出版には2011年10月に他の出版社から移籍してきました。 私の苗字にある「森」(フォレスト)が社名