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2023年12月の記事一覧

【起業・副業】「自分を商品化する」3つのポイント

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 売っているのは、商品ではなく、あなた自身――。 これは、起業を考えている人なら一度は聞いたことがあるフレーズではないでしょうか。自分の今までの経験やスキル、知識、知恵、アイデアなどが商品開発につながる、というわけです。 では、実際に、自分を商品化するためにはどのようにしていけばいいのか? 自身で複数のジム経営をしながら、スモールビジネス専門集客コンサルタントとしても人気を博している日野原大輔さんは、新刊『神・リピ

「サラダ取り分け女子」をするのも、褒めるのも時代遅れの今、飲み会のさりげない気遣い

年末年始といえば酒。 特に年の瀬は連日忘年会という人もいることでしょう。 かつて、飲み会において、「サラダ取り分け女子」は気遣いができてモテると思われる時代がありました(今もいるかもしれませんが)。実際、男性のほうも間近でそんな仕草を見ると「気が利くいいコだな」なんて鼻の下を伸ばしたものです。 しかし、時代は変わり、「女性が当たり前のように男性に取り分ける」「そしてそれを男性がほめる」という構図は、フェミやポリコレとかの文脈において「それってどうよ?」と思われるようになりま

【スモールビジネス】お客さまの「隠れた目的」を知る3つの質問

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 お客さまは、自社の商品やサービスに何を求めているのか? 提供側がPR、アピールしているメリットやベネフィットが見事にハマって購買につながればうれしい限りですが、お客さまご自身が「欲しい」と思っていても、「なぜ欲しいのか」に気づいていないケースが少なくありません。いわゆる「潜在ニーズ」です。 そんな潜在ニーズのもっと奥底には、お客さまご自身が言語化できていない、本音や隠れた目的、いわゆる「インサイト」があります。

「自分のモノの見方にはバイアスがある」というバイアスをかけよう

フォレスト出版編集部の寺崎です。 先日、こちらの記事を投稿しましたが、じつはこの3つの落とし穴のほかにも、面接官が陥りやすい罠があるのをご存じでしょうか。 それは・・・「バイアス」です。 「思い込み」と言い換えてもいいかもしれません。人は誰しも「思い込み」を外すことができません。無意識にバイアスをかけて人をみています。ただ、それが面接の場面ではネックになるということです。 それでは今日も凄腕ヘッドハンター・小野壮彦さんの『人を選ぶ技術』から一部抜粋してご紹介します。

採用面接で陥りやすい3つの落とし穴

フォレスト出版編集部の寺崎です。 ここ3年ほど、わが編集部では人材の入れ替わりがあり、採用面談の機会がとても増えました。 そのときにいつも思うのは「この短時間の面接でどこまでその人のことが把握できるか」という問題です。 そんなときに役立つのが凄腕ヘッドハンターの小野壮彦さんが書かれたベストセラー『経営×人材の超プロが教える 人を選ぶ技術』です。 今日は面談の際に陥りがちな3つの落とし穴についてご紹介します。それはずばり「モチベーション」「カルチャーフィット」「性格」の

「国のため」「世界平和のため」とか立派なことを言う人にはご用心

弊社はビジネス書中心の版元ですし、私自身もたくさんのビジネス書を編集してきました。 どれもビジネスパーソンの助けになる本だという自負はあるものの、一方でビジネス書にはさまざまな弊害があると思っています。 たとえば、本来は必要のない人に、経営者マインドを植え付けてしまうこと。 要するに、雇われている労働者の身分なのに、「会社のために――」なんて考えてしまう人がいるわけです。とくに、経営者やそれに近い層の人が書いたビジネス書ほど、影響力が強いことでしょう。 「いやいや、むしろビジ

【スモールビジネス】「1人ビジネス」は、「専門性」が期待されている

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 スモールビジネスにおいて「専門性」が最強の武器になることは、起業の経験や知識がある方はご存じの方も多いかもしれません。 では、なぜ専門性が武器になるのでしょう? それは、業界大手にはないからです。というか、業界大手には専門性が求められているわけではないと言えるかもしれません。わざわざ大手ではなくスモールビジネス側にお客様が行く理由は、専門性を求めているからです。だから、価格も高めに設定できるし、お客様の満足度も上げら

部下に仕事が任せられないあなたへ

フォレスト出版編集部の寺崎です。 先日、上司と部下のマネジメントスタイルを決める「9BOX」という考え方をご紹介しました。 これは主に「仕事を移譲する」という場面で必要となるのですが、今日は具体的に仕事を部下に「委任(権限移譲)」をする場合、どうすればうまくいくか、中尾隆一郎さんの最新刊『現場が動くマネジメント』からご紹介します。 *** 正しい「委任」のやり方「委任」の場合、上司は事前にゴールとOBゾーン(やってはいけないこと)を明確にし、それ以外は見守ることがポイ

【スモールビジネス】お客さまは「メリット」より「ベネフィット」を求める

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 お客様にセールスするとき、自社の商品やサービスを購入することにお客様に「メリット」を訴求することは定番のセールス手法でしょう。 ただ、リピーターを獲得するためには、「メリット」より「ベネフィット」にフォーカスすべし――。 そう主張するのは、自身で複数のジム経営をしながら、スモールビジネス専門集客コンサルタントとしても人気を博している日野原大輔さんです。 日野原さんの新刊『神・リピート集客術』の中で、なぜお客様はメ

上司と部下のマネジメントスタイルを決めるシンプルな方法

フォレスト出版編集部の寺崎です。 人を育成する、人材を育てるって、とても難しいことだなぁと最近痛感します。時間がかかるし、ときには面倒だし、ついつい「自由放任」という名の「ネグレクト(虐待)」をしがち。 いまちょうど編集作業を進めている佐藤優さんの1月新刊『したたかに生きろ。』のなかにもこんな一節が登場します。 とりあえず、全部仕事を部下に放ってやらせてみる。 こういう昭和なスタイルでは、いまはなかなか人が育たないそうです。 そこで「権限移譲」をどうするか、です。

生物学者が嫌いな生物とは? その理由は?

みなさんは見るだけで身の毛がよだつような、嫌いな生き物はいますか? 私は虫が嫌いです。ゴキブリなんか見たらもちろん悲鳴が出ます。何も考えずに本能にのみ従って生きている下等生物ども。虫けら。 何を考えているか理解できない存在というのは、恐怖の対象です。これは人間の遺伝子に組み込まれた本能で、おそらくさまざまな戦争や人種差別の遠因、あるいは直接的な原因にもなっていることでしょう。 しかしながら、私はカナヘビとトカゲを飼うようになってから、多少は耐性が生まれました。エサの確保のた

【スモールビジネス】「買わないと損」「やらないと損」と思わせるテクニック

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 自社の商品やサービスに自信があるのに、なかなか実売につながらない――。そんなジレンマがあるとき、マーケティングの王道の1つに、緊急性、限定性を訴求するという手法がありますよね。多くの方が知っているマーケティング手法の1つですが、自分のビジネスに落とし込むとなると、具体的に何をどうすればいいのか、迷ってしまう人が少なからずいるようです。 自身で複数のジム経営をしながら、スモールビジネス専門集客コンサルタントとしても人気を博

中間管理職の役割が変わってきた!?

フォレスト出版編集部の寺崎です。 先週土曜日に「トップダウン」でも「ボトムアップ」でもない最適解は「ミドル・アップダウン」である話をご紹介しました。 今日はその続きです。以下、同じく中尾隆一郎さんの最新刊『業績を最大化させる 現場が動くマネジメント』から抜粋記事をご紹介します。 *** 再び注目を浴びている「中間管理職」 しかし、「ミドル・アップダウン」にもデメリットといえる実現が難しいポイントがあります。それは、この「アップダウン」を行える「ミドル=中間管理職」が、

【接客】お客さまをほめていいシーン、ダメなシーン――ほめる練習のポイント付き

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 飲食店、アパレル、美容院、ジムなど、リアルの接客において、お客さまとのコミュニケーションは、次の来店につなげる、いわゆるリピーター獲得のうえで重要であることは誰もが認めるところでしょう。 そのなかで、お客さまをほめることで、目の前の商品の販売につなげたり、モチベーションを上げたり、それが次の来店につながる可能性が高まるわけです。 ただ、「お客さまをほめていいシーンもあれば、逆効果となってしまうダメなシーンがある」と、