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フォレスト出版立ち読みの本棚

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2023年1月の記事一覧

【社会人なら知っておきたい】アメリカのFRB とFOMC は、日本にどんな影響を与えるの?

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 日々流れてくる経済ニュースで、頻繁に登場する「FRB」と「FOMC」。 どちらもアメリカに関連するキーワードですが、 もしわが子に 「FRBとFOMCって何?」 と聞かれて、あなたはちゃんと答えられますか? もし答えられたとしても、 「なんで、アメリカの話題をわざわざ日本のニュースで取り上げるの?」 と、さらに聞かれたとしたら??? 「FRB」と「FOMC」というキーワードは、社会人だったら、ビジネスパーソ

子どもの「ほめ方」には3つのポイントがある

フォレスト出版編集部の寺崎です。 先日「罰を与える子育てがダメな根本理由」ということで、「これって、子どもだけではなく、大人にも使えるのでは?」という記事を書きました。 今日は「ほめるほうがいいことはわかった。じゃあ、ほめる際の具体的なやり方を教えてほしい」という方に。 「ほめ方」には、いくつか基本ルールがあるようです。 ほめ言葉のポイントせっかく「聞いて聞いて!」と言ってきたのに、「あら、そうなの」だけだと、子どもも寂しい思いをしてしまいます。 では、どのように「

罰を与える子育てがダメな根本理由

フォレスト出版編集部の寺崎です。 先日『子どもがまっすぐ育つ言葉かけ大全』の著者・三好先生をゲストにお迎えして、Voicy「フォレスト出版チャンネル」の2日分を収録しました。 放送は来月に予定していますが、そのなかで「この本で解説されている”ほめ言葉”は大人にも使えるのか?」という質問をしたところ、基本的に子どもも大人も同じで、十分使えるとのことでした。 この本では「言葉かけの基本はほめること」とあります。人の成長においては「罰を与えること」よりも「できたときにキチンと

【賃上げ】賃金はどうしたら上がるの?~正規と非正規の賃金格差問題も交えて考える

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 物価は上がっているのに、賃金が上がらない。いつまで辛抱すればいいのか? 多くの人が思っているところでしょう。 昨日(1月23日)、経団連と連合の労使トップが会談し、2023年の春季労使交渉が始まりましたね。 報道によると、労使ともに賃上げに強い意欲を示したようですが、円安や物価高による資材高騰で価格転嫁が思うようにできず利益確保に苦しむ企業やコロナ禍の影響を受け体力が弱っている企業、そもそも利益率が高くない中小零細企

子どもに伝えたいことは「そのまま伝えて」はいけない

フォレスト出版の寺崎です。 先日、こんな記事を上げました。 今日からさっそく具体的にどんな言葉かけを親がすべきか、いくつかご紹介したいと思いますが、その前に「言葉かけの基本」とすべき考え方があります。 本書『子どもがまっすぐ育つ言葉かけ大全』には5つの言葉かけの分類があります。 ほめ言葉 叱り言葉 はげまし言葉 問いかけ言葉 挑発言葉 つまり、言葉かけにはバリエーションがあり、必要に応じて使い分ける必要があります。 しかも、「伝えたいことを、そのまま伝えな

【日本経済復活の切り札】インバウンド需要の強化&観光立国実現への筋道とは?

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 長いコロナ禍というトンネルを抜け出し、水際対策をしっかりしつつも、海外からの観光客を受け入れる――。いよいよインバウンド需要が本格化しようとしています。 円安に加え、コロナ前から観光したい国として人気のある日本にとって、このインバウンド需要は日本経済の復活の切り札として、多くの人が認めるところでしょう。 では、実際にどのようにインバウンド需要を強化し、観光立国の実現を果たしていけばいいのか? 1月24日(Amaz

人生の後半戦を元気に過ごすか、不調に悩まされるかは○○○○次第だぜ

フォレスト出版編集部の寺崎です(写真のイケメンは別人です)。 個人的な話で恐縮ですが、40代後半を過ぎると、いろいろ肉体的にガタがきて、これまで余裕でできたこと(徹夜とか)が、すっかりできなくなることが増えました。 ところで、40代後半から50代にかけての時期が、人生100年時代の後半戦において大きな分かれ道になることをご存じでしょうか? 40代前半ぐらいまでは平気にやれていたことが、40代後半~50代になって「あれ?いつもと違う」「どうしたんだ!俺!」ということっ

特定の人に対する「キモい」という中傷で問われる罪とは?

相変わらずSNS上ではさまざまなバトルが繰り広げられ、罵詈雑言や誹謗中傷が飛び交っています。 読んでいると気が滅入ります。 「見なきゃいいじゃん」という意見はごもっとも。 でも、見ちゃうんです。 これは、ネガティブな情報ほど注意を向けてしまうネガティビティバイアスの一形態であるドゥームスクローリングという行為です。ネットで暗いニュースばかり見続けてしまうことを言うのですが、ある意味ヒトの本能的な振る舞いといえます。 詳しく知りたい方は、ぜひ以下の本を読んでみてください。

言葉かけがないと、子どもは死んでしまう!?

フォレスト出版編集部の寺崎です。 先日発売された『子どもがまっすぐ育つ言葉かけ大全』ですが、奥さんにそれとなく渡したところ・・・「読みたい。読んで参考にしたい。けど、時間がない!」とのことで、ワーキングマザーは生活サイクルに本を読む時間を充てるのが、なかなか難しいようです。 このnote読者にみなさんにも、そんな方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。 でも、だいじょうぶ。 note記事で大事なポイントをこれから複数回にわたって、引用します。 まずは、そもそも

ビッグマックの価格でわかる、日本の購買力

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 2022年後半以降、国内の物価がどんどん上がっていることはご承知のとおりです。マクドナルドも、明日1月16日より全体の約8割の品目の店頭価格を値上げされます。マクドナルドの代表商品「ビッグマック」でいえば、単品410円から450円と40円の値上げ。私たち一般消費者にとっては、給与が上がらないのに物価が上がっている現状は、実にキツい状況ですよね。 ただ、この値上げ、さまざまな観点から見てみると、新たな気づきが得られるかもし

【全国のパパママに朗報】子どもへの言葉かけバイブルが誕生しました。

フォレスト出版編集部の寺崎です。 先ほどアップした記事がちょうどnote開始から1000記事目でした。 なので、この投稿が1001回目となります。 (⑉>ᴗ<ノノ゙✩:+✧︎⋆パチパチパチパチパチパチパチパチパチ‧˚₊*̥ 1000日とは、仏教の世界でいえば千日回峰行です。 阿闍梨です。 というわけで、一区切りの今日は何を書こうかな・・・と考えましたが、じつはちょうど昨日アマゾンから発売された新刊がありますので、ふつうにそれをお伝えすることにします

完成したのに、いろんな事情で発売日が決まらない「洗脳商法」を教える本

とっくに見本が仕上がり、初版分がすべて刷り上がっているのにもかかわらず、発売日がまだ決定していない新刊があります。 その本のタイトルは『MindControlMarketing.com(マインドコントロール・マーケティング・ドットコム)』。原題も邦訳版タイトルも同じです。 あの伝説のマーケティング本『オレなら、3秒で売るね!』のマーク・ジョイナーの著作の翻訳書です。 本書を翻訳しようという動きは2年近く前からあり、途中、頓挫しかけたこともありますが、なんとか完成にまでこぎ

日本の人口減少問題は、私たちの暮らしにどんな影響があるの?

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 岸田文雄首相は、先日の1月4日の年頭記者会見で「異次元の少子化対策」という言葉を使って、2023年の重要政策に少子化対策を盛り込むことを明らかにしたのはご承知のとおりです。 少子化対策を進めていくこと自体は、子育て世代の私たちにとってありがたい限りなのですが、そもそも人口減少は、何が問題なのでしょう? 「そんなの、わかっているけど。何を今さら……」 と思った方に質問です。 私たちの暮らしにどんな影響を与えており、今

「喫煙が感染予防になる」の報道に狂喜したスモーカーたちの認知バイアス

新型コロナウイルスが世界中で猛威をふるいだした当時、ヤフーニュースに「喫煙が感性予防になる!?」的なニュースが出ました。 朝起きて一服、飯食って一服、クソして一服、なんもなくても一服する「スモーキン’ブギ」のような喫煙習慣を嗜む私ような世のスモーカーたちは狂喜したものです(このニュース記事を探したのですが見つかりませんでした)。 昨今の禁煙ファシズムのせいで肩身の狭い思いをさせられた者としては、一時の精神的勝利に酔いしれました。 正直、「本当か?」と眉唾でしたが、人は信じた