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私とこの1冊

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フォレスト出版の編集者が自らの読書体験を公開。
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2020年7月の記事一覧

【note限定】伝説の連載が1回限りの復活、幻の原稿を全文公開します。

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 先週日曜のnoteで、個人的にハマった雑誌連載に初めて出会ってから4年の歳月を経て、その連載著者の書籍企画を実現した話について触れました。 ダイジェスト的にざっとまとめます。 私がハマった雑誌連載の1つとは、月刊誌「サイゾー」2008年12月号からスタートした松尾知枝さん(当時:水谷舞さん)の連載「合コン四季報」。元JALのCAで「合コンアナリスト」の松尾さんが一流企業の男性陣たちとリアルに合コンを実施して、合コン中の男性

『ブルシット・ジョブ』を読むためにおさえておきたい『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』

世界的ベストセラーで、7月末に発売予定のデヴィッド・グレーバー『ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論』(岩波書店)を楽しみにしている人は多いのではないでしょうか。 現在(2020-07-08)予約受け付け中のAmazonでは次のように紹介されています。 やりがいを感じないまま働く。ムダで無意味な仕事が増えていく。人の役に立つ仕事だけど給料が低い――それはすべてブルシット・ジョブ(クソどうでもいい仕事)のせいだった! 職場にひそむ精神的暴力や封建制・労働信仰を分析